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2017.10.8[チーム]

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[レビュー]土壇場で失った決勝への切符。終了間際に勝ち越し点許し、ガンバが準決勝で敗退に

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ルヴァンカップでは前人未到の4年連続決勝に向けて、C大阪をホームに迎え撃ったガンバ。敵地で行なわれた第1戦でアウェイゴール2点を奪い、戦略的には優位に立つはずのガンバだがチームが目指したのは「試合が終わって結果的にアウェイゴールが効いたと思えばいい。まずは勝利を目指しに行く」(藤ヶ谷)だった。

日韓の代表組5人を欠き、ファビオらも負傷で不在。満身創痍のチーム状態だが、第1戦でも自在のパスさばきを見せた遠藤やトップデビューを飾った中原らがゲームをコントロール。ポゼッションでは優位に立ちながらも、第1戦で温存された柿谷を中心に鋭いカウンターを繰り出して来るC大阪に15分、先手を取られ、ガンバは追う展開を強いられた。
「先に取られたとしても、慌てずに点を取りに行けばいい」(初瀬)。プロ2年目の背番号35にまでアウェイゴール方式の戦い方が浸透しているのがガンバの強みである。
不必要に前がかりになることなく、ソウザやヨニッチが個の力を発揮するC大阪の守備陣をこじ開けにかかったガンバだったが、60分、それまで沈黙していた攻撃陣が一気にギアを上げる。
遠藤の絶妙な縦パスに駆け上がった初瀬がピンポイントクロスを供給。サイドハーフが逆サイドのクロスに飛び込むという第1戦の2点目のリプレイを見るような流れで泉澤が貴重な同点ゴールを叩き込んだ。

「決勝に行くために自分の全てを賭けて戦いたい」(泉澤)。先手を取られる苦しい展開にも関わらず、この試合最初の決定機をものにしたガンバが一気に主導権を握り返す。
1対1ならば勝ち上がりが決まる優位な状況だが、ホームで目指したのはあくまでも勝利での決勝進出。71分にはクロスのこぼれ球を初瀬が技ありのミドルシュートで狙うも、相手GKに阻まれる。
第1戦で存在感を見せた井出は既に投入していたものの、前がかりにならざるを得ないC大阪がいずれ攻勢に出て来るのは必然の展開だっただけに、長谷川監督は「はっきりと、このまま行くんだという交代」を選択。78分にこの日がトップデビューとなる野田を送り出し、ガンバは5バックで逃げ切りの体制に入った。

「全員で助け合って、全員で同じ方向を向いてやりたい」(藤ヶ谷)とファインセーブを連発した守護神が戦前に言い切った通り、1対1のまま試合をクローズにかかったガンバ。懸命に最終ラインで跳ね返しにかかるも5分間あったアディショナルタイムにクロスから痛恨の勝ち越し点を許し、土壇場で決勝進出を逃した。
「選手も本当に最後の最後まで、戦ってくれた」と長谷川監督は労いの言葉を口にしたが、あまりにも痛すぎる大阪ダービーでの敗戦だった。