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2017.12.5[チーム]

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[ 長谷川ガンバの軌跡 ]“宇佐美時代”の幕開け。J2時代の神戸戦でガンバが逆転勝利

一つ後のニュース

― ガンバがクラブ史上初のJ2リーグを戦った2013シーズンから指揮を執った長谷川健太監督。前人未到の昇格即三冠という偉業を成し遂げ、数々の日本代表を輩出してきた長谷川ガンバが5年間の一時代にピリオドを打った。その足取りを振り返る。―

長谷川監督とともにガンバが、手にした4つのビッグタイトル。その栄冠に欠かせなかったのが宇佐美貴史というガンバが生んだ希代のアタッカーだった。
「宇佐美の時代」が幕を開けたのは2013年7月20日の神戸戦。クラブ史上初めて、J2を戦っていたガンバは神戸との首位決戦に挑んでいた。敗れれば首位陥落という絶対に負けられないシーズン最初の大一番は宇佐美が「再デビュー」を飾るに相応しい舞台だった。
かつての聖地、万博記念競技場に2年ぶりに帰って来た宇佐美は試合前にこう言い切った。「2年前にドイツに行った時の僕とは違う。自分のゴールで勝てればいい」

開始早々の6分、神戸のポポに先制ゴールを許し、追う展開を強いられたガンバだったが、わずか1分後に、ガンバらしい相手バイタルエリアでのパスワークから背番号39が復帰後初ゴールを叩き込む。

見逃せないのは、遠藤と二川が絡んだ芸術的な崩しに、「長谷川チルドレン」が絡んでいたことだ。宇佐美とともに先発に名を連ねていたのは宇佐美とはジュニアユース時代からの同期だった大森だ。
「晃太郎は初めての先発だったけど、持ち味を出した。ドリブラーがいると相手も引いて行くから」(長谷川監督)。プロ3年目だった大森にとっては待望のリーグ戦デビューだったが、若手を積極的に登用する指揮官の慧眼はやはり、本物だ。

試合を振り出しに戻したガンバは39分、CKからの折り返しを宇佐美が再び蹴り込んで、逆転に成功。聖地が一気にヒートアップする。
「相手に先制されてすぐに返せたのが逆転につながった。2点目も本当に素晴らしい反応で点を取ってくれた。復帰戦で点を取れるあたりはモノが違う」(長谷川監督)。ドイツで不遇の時期を過ごした至宝は、心身ともにタフなエースとなってガンバに帰って来た。

もっとも、長谷川ガンバの顔はやはり、遠藤だ。神戸戦ではトップ下で先発し、宇佐美の2点に絡んでいた背番号7は、54分に藤春のクロスを頭で叩き込み、試合の流れを決定づけてみせた。

その後、神戸に1点は返されたものの首位決戦で3対2と勝ち切ったガンバだが、最前線では「家に帰って来たという感じで心地よかった」と宇佐美が随所で輝きを放ち、遠藤が自在のポジショニングで攻撃を牽引。ガンバの至宝と大黒柱が力を見せた一戦だった。

試合後のヒーローインタビューで「ガンバで一時代を築きたい」(宇佐美)。
有言実行の和製エースの時代は、神戸戦から始まっていた。