【OG Yuko ☆ DCCオーディション編】
皆さん、こんにちは。昨シーズンガンバ大阪チアダンスチームの一員として活動をしていたYUKOです。
現在、私はアメリカのNFLダラスカウボーイズのチアリーダー(以下DCC)として活動しています。
オーディションの際にはウェブサイトでの投票や温かいメッセージをたくさん頂き、ありがとうございました。
今回のガンバチアブログは、私のオーディションでの経験を皆さんとシェアしたいと思います。
DCCのオーディションは大きく分けて3ラウンドに分かれてます。
1次オーディションは、流れた音楽に合わせて約2分程度フリースタイルで踊ります。
私は予め振付を考えていったので、音楽がなれば緊張することもなかったのですが英語での自己紹介は足が震えるほど緊張しました。
DCCのオーディションにはテレビの取材が毎年入っています。私は、オーディション前からテレビ局の方にインタビューなどを受けていたので、
基本的にずっとテレビクルーがついて回っている状態でした。合格発表の時は今までにない緊張で、1次オーディションの合格発表が1番ドキドキしたかもしれません。
翌日の2次オーディションでは、振付されたダンスとラインダンスをしました。
休憩なしで4回連続でダンスを踊り続けるのでこれは、かなりスタミナのいる内容だったのを覚えています。
私は、ダンスとラインダンスの間の時間(ポンポンを置いたり)も常に笑顔でジャッジと目を合わせることを意識しました。また、2回連続のラインダンスのつなぎ目では、私がチームに入っていることをイメージしてもらえるように、実際にDCCがフィールドで行う立ち方や振る舞いをしました。
この間、他の受験生たちは普通に立ち2回目への準備に入るのでジャッジの視線が必然的に私に集まります。
2次オーディションでは、かなり手応えを感じていたので名前を呼ばれたときには、既に気持ちはファイナルオーディションへと切り替わっていました。
2次オーディションでは筆記テスト(チームの歴史、アメリカとテキサスの歴史、ルール、食に関する問題など)があり、英語が苦手な私にとってはハードなパートでしたが(勉強したかいあって?)なんとかこなせました。
ファイナルオーディションの前に面接がありました。
この面接では基本的にパーソナルクエスチョンと、チームやルールに関する質問を聞かれるのですが、なぜか私はパーソナルクエスチョンだけで終わり、かなりラッキーでした。
その質問も、フリータイムは何しているの?など簡単なものだったので、もしかしたらあえてジャッジは難しいルールなどは聞いてこなかったのかも知れません。
翌日のファイナルオーディションは、朝起きた時から自信とできる事はすべてやった!という感じですごく落ち着いていました。
ファイナルオーディションはまずソロダンスから始まりました。1分半の時間で好きな音楽で、好きな衣装で好きなことをやっていいので、見ている私もとても楽しかったです。
私は、10年ほど新体操をしていたのでロープを使ってカウガールをイメージするダンスのあとビヨンセの曲に合わせて踊りました。この時はまさに絶好調(笑)という感じで、ジャッジや周りの受験生の反応もかなり良かったので本当に楽しかったです。
その後は、2次オーディションの内容をフィールドで行いジャッジはスタジアムにある大きいスクリーンに映る姿を見てジャッジします。
結果発表は、絶対に受かる!と信じていましたが、まさか一番初めに呼ばれるとは思っていなかったので驚きました。
10日後から始まるトレーニングキャンプの説明とテレビ局のインタビューを受け、帰宅しました。
あっという間のオーディションでしたが1次からファイナルオーディションまで心から楽しむことができました。
また次回は、違った内容をみなさんとシェアしたいと思います。
長くなりましたが、ありがとうございました。