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プレシーズンマッチ
2022.7.25(月) 19:00キックオフ
vs.パリ・サン=ジェルマン
パナソニック スタジアム 吹田
ガンバ大阪
パリ・サン=ジェルマン

2022.7.24[チーム]

[プレビュー]世界最高峰との顔合わせ。パリ・サン=ジェルマン相手に問われるチャレンジ

ガンバが世界最高峰のスターを擁するパリ・サン=ジェルマンとパナソニックスタジアム吹田で対戦する。
「相手は世界のスーパースター。夢のようだし、見てきた選手と試合ができるのは楽しみ」と話す倉田の言葉は選手のみならず、サポーターの誰もが抱く思いだろう。
日本ツアーで来日したフランス屈指の名門と初めて顔を合わせるガンバだが、親善試合ではあるもののこの一戦は単なる勝敗だけでない意味を持っている。
「少しでも手応えを選手が感じることができれば、それが自信になって次のリーグ戦の京都戦にもつながっていく」と倉田は力を込める。
現在リーグ16位のガンバにとって、EAFF E-1 サッカー選手権による中断期間後に再開するリーグ戦での巻き返しは不可欠だが、京都戦も見据えて攻守に修正を図ると同時に、大阪ダービーでデビューした鈴木と食野のフィット感を高める上でもパリ・サン=ジェルマン戦は重要な意味を持つ。

「基本的に、相手を受けるとか引いて守るということはできるだけしたくない」と語るのは片野坂監督だ。再開するリーグ戦につながるこの一戦でガンバが示すのはチームが志向する攻守両面でのアグレッシブさ。「どれだけ回されようがボールを奪われようが、守備ならボールを奪いに行きたいし、攻撃は思い切ってチャレンジしたい」と倉田も気合十分の言葉を口にするが、キックオフと同時に臆することなくハイプレスで真っ向勝負を挑むのみである。そしてここまでの2試合でセットプレーによる1点しか許していない堅守にも「流れの中で得点したい」(片野坂監督)と指揮官も意気込みを口にする。
コンディション面では分が悪いパリ・サン=ジェルマンではあるが、一瞬のギアの上げ方と個の能力の高さはやはり世界トップレベル。「試合の入りは大事になるし、相手を本気にするために先制点を取りたい。先制できるように後ろは集中したい」と三浦も無失点の時間帯の重要性を口にする。

パナソニックスタジアム吹田に乗り込んでくるパリ・サン=ジェルマンは、日本ツアーの締めくくりとなる一戦だ。川崎Fに2-1で勝利し、浦和には3-0で完勝。中1日の厳しい日程ではあるが、前線から最後尾まで各国の代表選手が揃っている。
ガンバにとって要警戒は言うまでもなくメッシ、ネイマール、ムバッペが揃うアタッカー陣である。それぞれが代表チームで背番号10を託されているアタッカートリオは、世界最強の陣容だが、シーズン開幕前の調整段階にあるとはいえ、やはり個のレベルの高さはワールドクラス。前線だけでなく最終ラインにもブラジル代表のマルキーニョスや元スペイン代表のセルヒオ・ラモスらが揃っている。

川崎Fと浦和はともに敗れているがガンバが目指すのはJリーグ勢の意地を見せること。「我々が本気でとにかく持っているものを出し切らないとパリ・サン=ジェルマンの本気は出ない。そういうチャレンジをすることが大事」(片野坂監督)。
失うものはないこの一戦で、ガンバはピッチに立つ全員がチャレンジャーとして、戦う姿勢を見せる。

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