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試合日程・結果

AWAY
AFCチャンピオンズリーグ2 2025/26 MD4
2025.11.5(水) 21:15(日本時間)キックオフ
vs.ナムディンFC
Thien Truong Stadium
ナムディンFC
ガンバ大阪

2025.11.5[チーム]

[プレビュー]グループステージ突破は自力で掴み取る。ナムディンに敵地でもガンバの力を見せつける

初参戦となるACL2ではチームの総力で順調に勝利を積み上げ、グループFで唯一の3連勝を達成。勝点9で首位に立つガンバだが、アウェイで行われるナムディン戦は勝てば自力でグループステージ突破が決まる重要な一戦だ。

「Jリーグであろうと、ACL2であろうとやはり結果を求められる立場にいる」とガンバの立ち位置をこう語ったポヤトス監督だが、リーグ戦との並行日程の中で巧みなマネージメントを見せ、足元を掬われることなく勝点を着実に積み上げてきた。

ナムディン戦は引き分けでも他チームの結果次第では突破が決まる有利な状況ではあるが、敗れた場合には勝点でナムディンに並ばれるだけに「チームとしてもこの試合は大事になる。しっかり勝ち切ることだけを考えてプレーしたい」と奥抜も言う。
ACL2では外国籍選手がスタメンの大半を占めるナムディンだが、ホームでの戦いでは攻守両面でガンバが狙い通りの戦いを遂行。終了間際に1失点は喫したが、3-1で勝ち切った。
ただ、ホームとアウェイでは見違える戦いを見せるチームも珍しくないのがアジアならではの難しさである。百戦錬磨の東口も言う。「この前の試合と同じようにはいかない。アウェイでもあるし難しい試合になる」。

ラーチャブリーとのアウェイゲームでも前半は高温多湿のピッチで我慢の時間を強いられたガンバだが、東南アジアでの戦いは着実にチームの経験値になっている。序盤からボールを動かし、先手を取るのが理想だが、禁物なのは追いかける展開を強いられることだ。「相手は一瞬の隙を与えてしまうと、得点に繋げることができるチーム」と話すのはポヤトス監督。地上戦での組織力やボールの動かし方に関してはガンバに分があるが、気をつけたいのはホームでの対戦時に平均身長180センチを超えていたナムディンの高さ。失点を喫したカイル ハドリンも206cmの上背を持つだけに「(ガンバの)ホームでは背の高い選手を投入してもそこにボールを入れてくる感じでもなかったので、どう相手が修正してくるか」と東口もクロス対応やセットプレーを警戒する。

ナムディンはガンバに敗れた直後に、ブー ホン ビェト監督が退任。その後の国内リーグでも2試合連続でドローが続いているが、大きくスタイルを変えることなく、ホームで必ず勝ちに来るはずだ。

最も警戒すべきは右サイドの南アフリカ共和国代表パーシー タウ。ホームでは粘り強い守りで封じた黒川も「相手を一度体感している。アウェイなのでピッチとか相手の勢いも変わってくる可能性があるので、そこも意識したい」とナムディンのキーマン封じに燃える。
目指す先にはACL2の頂点があるのは言うまでもないが、まずクリアすべきはグループステージの突破を決めること。「日本で勝ったからという驕りを持たず、しっかりと地に足をつけてプレーして勝ち切りたい」と奥抜が語った言葉をチームの全員で体現するのみだ。