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2020.9.7[チーム]

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[WE ARE GAMBA OSAKA 2020]DF27 髙尾 瑠

一つ後のニュース

  • 2019年、ホームで開催された大阪ダービーでJ1リーグ初出場を果たす
  • 「こんな瞬間を何回も味わいたい」と語った、J1リーグのデビュー戦。
  • 2019年の大阪ダービー以降、トップチームでの出場機会を増やす
  • 「試合を積み重ねることで、本当の意味での自信が自分に備わっていく」と語る
様々なシーンを通して、ガンバ大阪との『絆』を紹介する『WE ARE GAMBA OSAKA』。今シーズンは、それぞれの人生で印象に残る試合や出来事、出会い、を通してその胸に根づく、ガンバ愛を浮き彫りにする。

「もっと勝ちたい。もっとチームのために貢献したい」
髙尾瑠が思うとき、思い出すのは昨年、ホームで戦った12節の『大阪ダービー』だ。プロ1年目、初めて立ったJ1リーグの舞台は、彼に強烈なインパクトとたくさんの刺激を残した。
「リーグ戦では7試合勝っていない状況で、メンバーも大きく入れ替え、システムも3バックにして、とたくさんの変化があった中での『大阪ダービー』だったし、正直、めちゃめちゃ緊張していました。ウォーミングアップの時はもちろん、入場して、整列してもまだ緊張していて…自分でも大丈夫かなと思っていましたが、キックオフのホイッスルが鳴った瞬間に落ち着きました。それに、あの試合は緊張以上に『勝たなくちゃいけない』『やらなくちゃいけない』という気持ちも大きかったというか。少し前のルヴァンカップで公式戦初出場のチャンスをもらい、その流れでリーグ戦のサガン鳥栖戦でもベンチ入りをしていた中で、これを逃したらまたチャンスをもらえなくなるかもしれないという危機感もあったし、どんな形でもいいから勝ちたかった。結果的にそれが実現できたことはもちろん、スタンドがぎっしり埋まったパナスタで、すごい熱気の中でプレーできたのも楽しくて、『あ~、こんな瞬間を何回も味わいたいな』って思ったのを覚えています」
 結果的に『大阪ダービー』を機に、髙尾はその後のリーグ戦でレギュラーに定着。プロ1年目でのその経験は、彼に自信と欲を植え付けた。
「プロになる前の、関西学院大学4年生の時に、天皇杯2回戦でガンバと対戦して延長戦の末に勝つことができ、ましてや内容も良かったので、個人的に『プロとしてやっていける』という自信を持ってガンバに加入したところもあったんです。でも実際にプロになってみたら想像していたレベルとは全く違ったというか。自分の考えが甘かったと気づきました。その証拠に最初は全然トップの試合に絡めなかったですしね。大卒だからすぐに結果を残さないといけないと思いつつ、自分のレベルが足りていないのも自覚していたので、ただただ焦っていました。J3リーグには出してもらってある程度手応えを感じられても、それがJ1リーグで通用するものなのか、測りきれないところもありましたしね。でも『大阪ダービー』を機に使ってもらえるようになって、試合を積み重ねることで、本当の意味での自信が自分に備わっていくのを感じました」
 もっとも、今でも課題や反省はたくさんあると話す。例えば、最近の11節・浦和レッズ戦も然りだ。3バックの右で先発した髙尾は、相手にPKでの2得点目を許す起因となった、大きなパスミスを犯してしまう。サッカー人生を振り返っても「あそこまであからさまなミスはしたことがなかった」だけに、自分が腹立たしかった。
「悪くない入り方ができていただけに、あのミスで自分がガクンと落ちてしまったというか。過去にもヘディングで競り負けたり、というようなミスはあったけど、浦和戦でのミスはプロとして話にならないレベル。それだけにショックが大きすぎて…正直、周りの声も耳に入ってこないくらいテンパっていました。一気に試合の流れを変えてしまうような大きなミスをしてしまったことを含め、前半は特に気持ち的にも動揺したままプレーしていたのは反省です。でも、サッカーで起きたことはサッカーで取り返すしかない。この先の試合でその姿を見せていきたいと思っています」
 彼にとっての『取り返す』とは、目の前の試合でガンバの勝利につながるパフォーマンスを示すこと。性格的に「あまり大きな夢や目標を描くタイプじゃない」こともあり、今はただ、近い未来に気持ちを集中させている。
「ガンバに所属して1年半なので、正直僕はまだタイトルだとか、クラブへの愛着とかを語るには至っていないというか。それはガンバで長く活躍して、結果につながるパフォーマンスを示し、タイトル獲得に貢献できてこそ初めて口にしていいものだと思うので。今はとにかく、明日の練習にしっかり向き合うこと。次の試合に出ること。それができたら、チームの勝利に貢献すること。結果を残すこと…というように1つ1つ着実に目の前にある目標をクリアしていくことだけを考えています。それによって、いつか応援してくれている人たちに『ガンバに必要だ』と思ってもらえる選手になれたら嬉しいです」
 普段からあまり口数の多くない彼が、ゆっくりと自分の考えをつなぎ合わせて語った決意。それが、この先、彼のどんな未来を紡ぎ出すのか。未知だからこそ、楽しみは尽きない。


Interview and text by Misa Takamura

Back Number
FW18 パトリック
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FW9 アデミウソン
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MF15 井手口陽介
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FW33 宇佐美貴史
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MF14 福田湧矢
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