NEWS

ニュース

2025.5.31[チーム]

PICKUP PLAYER MF47 ファン アラーノ『チームとして連動して攻め切る。』

久しぶりにホームの地に戻ってきました。たくさんのガンバサポーターの皆さんの前でプレーができることを嬉しく思います。毎試合、皆さんにはすごく心強い雰囲気を作り上げていただいていますが、今節もたくさんの方にスタジアムに足を運んでいただいて応援してもらえると嬉しいです。

前節・川崎フロンターレ戦は引き分けに終わりました。川崎はボールを持ちながら攻撃を仕掛けてくる、すごくまとまったチームだったことからも、アウェイの地で勝点1を掴めたのはポジティブに捉えています。もちろん、僕たちも一時は逆転に成功し、リードを奪って進めていた時間帯があったことを思えば、勝ち切りたかったという思いはあります。でも、難しい試合で連敗を止められたことや、前半の終わりの方からボールを握る時間が増えたことで自分たちの形、流れを作れたことは今節につながるものになったと感じています。

特にハーフタイムにチームとしての姿勢や、守備を徹底するだけではなく、攻撃でもやるべきことを徹底しないと点は取れないということを見直した中で、それをプレーで表現できたのもポジティブに受け止めています。
今節、対戦する鹿島アントラーズもそれと同様に、自分たちがボールを握ってから攻撃をコントロールすることが大事になります。ここ最近、攻撃の流れが良くない時は、ボールを奪った後の攻撃のところで急ぎすぎてボールをロストしてしまうことも多かったという反省からも、前に早く攻める時と、落ち着いて進める時をしっかり使い分けながら、連動して攻め切りたいです。

鹿島は鬼木達監督が就任されてから、鹿島に根付くハードな守備に加え、ボールを握った後の攻撃のところで、組織として崩すシーンを作り出すことが増えた印象があります。その鹿島の攻撃を自由にさせないことや、連携を深めている前線の3枚にスペースを与えないことを徹底しながら、自分たちがボールを奪った後は、先ほど話したような、チームとして連動した攻撃、コンビネーションで相手の堅守を崩し切りたいと思います。
鹿島は僕にとっての古巣で、かつてはとても有意義な時間を過ごさせてもらいました。対戦はもちろん、かつてのチームメイトやお世話になったトレーナー、スタッフの皆さんに再会できるのも楽しみです。ただ、勝ちを譲るわけにはいきません。欲を言えば僕自身がゴールを挙げて、ガンバの勝利に貢献したいと思っているので、ファン・サポーターの皆さん、力を貸してください。よろしくお願いします。