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2025.10.18[チーム]

PICKUP PLAYER MF44 奥抜侃志『自分たちのサッカーを表現できれば勝てる』

AFCチャンピオンズリーグ2のラーチャブリーFC戦、J1リーグ第33節・鹿島アントラーズと、アウェイ連戦を終えて、ホーム、パナソニックスタジアム吹田に戻ってきました。今節もスタンドからのたくさんの後押しを受けて戦えるのはすごく心強いです。逆にアウェイチームは毎回、すごくやりにくさを感じているんじゃないかと思います。今節もその空気を、スタジアム全体で作り出してもらえると嬉しいです。

アウェイ2連戦を振り返ると、僕自身、ラーチャブリー戦は久しぶりの先発だった中で、たくさんの刺激をもらったし、コンディションが戻りつつあると実感できた試合になりました。ACL2では初のアウェイ戦で、日本以上の暑さには驚きましたが、移動を含めた厳しい環境下でも、チームとしてしっかり意思統一して戦えたと思っています。前半は思ったより相手が前に枚数を残して、個の力で引き下げられたことで我慢の時間も多くなりましたが、0-0で折り返した後半は、相手の足が止まり、スペースもでき始めた中で、そこをしっかり活かしながら得点に繋げることもできました。アウェイ戦で勝点3を掴めたことが何よりの収穫だったと思います。

また、鹿島戦もチームとしては立ち上がりからいい形で進められていたと思っています。試合終盤に出場チャンスをもらった僕としては『前から追いかけて引っ掛けて欲しい』というタスクのもと、なんとか1点を取りたいと思ってピッチに立ちました。残念ながら得点に繋げることはできなかったですが、アウェイ戦で負けなかったことはポジティブに捉えていますし、公式戦8戦無敗という流れを、今節の柏レイソル戦に繋げたいと思います。

柏は全員がアグレッシブに戦うチームで、最近の試合映像を観ていても、前からどんどんプレッシングをかけてくる印象があります。特に左ウイングのジエゴ選手は前に推進力があって、違いを作れますし、そこで剥がされてしまうと怖い展開になりかねないという意味でも気をつけなければいけない選手だと感じています。ただ、前に、前にプレーしてくる柏だからこそ背後のスペースは空いてくるはずです。ガンバとしてはそこを攻略できれば攻撃が加速するはずだし、何より、ここ数試合で継続できている自分たちのサッカーを表現できれば勝てると思っているので、みんなでしっかり気持ちを揃えて試合に入ろうと思います。

僕たちが攻撃のギアを上げたときのサポーターの皆さんの歓声は、僕らの足をもう一歩前に進めてくれる力になります。今節も一緒にゴールを目指しましょう。応援よろしくお願いします。