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2026.5.1[チーム]

[プレビュー]勝点3がマストの神戸戦。アウェイの反省を活かして90分で勝ち切るのみ

アウェイの京都戦はPK戦で若き守護神、荒木が存在感を見せながらも悔しい敗戦を喫したガンバ。しかし、中3日の連戦でジェバリや安部が不在の中でもピッチに立った選手は勝利へのこだわりを見せて、土壇場で同点ゴールももぎ取った。

「選手たちを見ていると今シーズンこれだけの試合をこなしている中でも、追いつく力、逆転する力が備わっている。最後まで諦めない姿勢は本当に素晴らしいものを持っている」とファイティングスピリットを重視するヴィッシング監督も選手たちのメンタリティに手応えを感じている。

ACL2との並行日程をタフに戦いながら明治安田J1百年構想リーグでもチームの総力で地道に勝点を積み上げてきたガンバだが、首位神戸との直接対決は「シックスポイントマッチ」以上の価値と重みをもつ大一番だ。

「ここから上位チームとの対戦が待つし、神戸に勝てばまだ優勝の望みはある。明日は本当に大事な一戦になる」と力を込めたのは攻守のキーマン、安部である。ガンバより試合数が2少ない神戸との勝点差はわずかに4。勝点3を取れば、一気に肉薄する立ち位置だが、勝点1以下に終わればWESTでの首位は厳しいものになる。

「自分たちにとってタフな試合になると思うが、楽しみで仕方がない」とヴィッシング監督は積み上げてきたスタイルへの自信を滲ませるが、試合のポイントは明確だ。
「相手の強みである部分をどれだけ消せるか、そしてプレーをさせないか」とヴィッシング監督は言う。もちろん、相手のやり方に合わせることは好まないドイツ人指揮官だけに、ガンバの強みを全面に打ち出すことで神戸の良さを消したい考えだが、アウェイの神戸戦では「最初から支配した今季のベストパフォーマンスの一つ」(ヴィッシング監督)というプレーを見せながらも、土壇場に追いつかれてPK戦で勝利した。

当時と異なり大迫や武藤が戦線に復帰している神戸の前線は、より迫力と個の力が増しているだけに「良い選手も、足元が上手い選手もいるのでボールを入れさせないことが大事になる」と安部は言う。今の神戸はロングボールを前線に蹴り込むスタイルだけではなく、地上戦でもボールを動かすだけにガンバが目指す前線からのボール奪取とゲーゲンプレスで鋭く神戸ゴールをこじ開け切るのみだ。

一方で、宇佐美は「自分たちの時間のときは凄くいいサッカーができるが、自分たちの時間帯じゃない時に点を取られたり、自分たちの時間帯に逆に点を取れないことがある」とチームの課題を看破する。WESTで最小失点の神戸相手に確実にチャンスを決め切ること。そして、経験豊富な大迫や武藤らに一瞬の隙を与えないことが勝利への鍵になる。

ゴールデンウィーク中、唯一パナソニックスタジアム吹田で行われる一戦でガンバが見せるのは勝点3の奪取のみ。「90分の中で勝ち切れるように戦いたい」と宇佐美は力を込めたが、90分間で首位を撃破してみせる。