NEWS

ニュース

2026.5.12[チーム]

【MF38 名和田 我空】Road to ACL2 Final — 復活、覚醒、飛躍、証明、そして頂点へ。

ACL2の頂点を目指して熱い戦いを続けてきたガンバ大阪が、最強のライバルとの大一番に挑む。ポヤトス前監督から受け継いだバトンを手にヴィッシング監督とともに走り続けてきた選手たち。プロ初ゴールを含む計3得点で覚醒の兆しを見せた名和田我空にとってもプロ生活初となるアジアの戦いはそのポテンシャルの一端を見せつけた大会だ。

 ACL2のような国際舞台を戦えるのはJリーグの中でも本当に数少ないクラブしか経験できません。それをプロ1年目から経験させて頂いているので、チームメイトや、ガンバというクラブには本当に感謝しています。今まで世代別代表でもアジアの戦いは経験してきましたが、ACL2とは比較できるものではないですね。本当に緊張感のある試合ばかりで、アウェイで相手の観客の方が多い中で独特の応援もありました。僕がプロになってから、ああいう痺れる試合というのは数少ない中で、ACL2という国際大会を経験できているのは大きいですが、その経験をどう次に繋げていくかが大事です。次にやってくる痺れる展開の試合で、いかに自分のプレーを出せるかですが、僕自身の中では自信も得ています。
 自分の力をどうにか発揮して、チームに貢献したいという思いを持っています。その気持ちが、まだ3ゴールと数は多くありませんが、結果として現れているのかなと思います。ただ正直に言うとここまでの貢献度についても、全然満足はしていないですし、もっと貢献したい思いはあります。僕がチームのために何か出来たかというと、準々決勝のホーム、ラーチャブリーFC戦だけだと思っているのでまだ貢献度は足りないです。

ベストマッチは準々決勝第1戦のホームのラーチャブリーFC戦

 今大会、自分が得点を決めた試合については、それぞれ思いがありますが、やはりベストマッチは準々決勝第1戦のホームのラーチャブリーFC戦です。ただ、アウェイの準々決勝第2戦も僕の中で今シーズンを通じてもいい試合だったと思いますし、自分の中でも強く印象に残っています。引き分けの状況で投入されて、ウェルトンの決勝ゴールにも関与することができましたし、そこからの試合運びについても僕の中では意識しながらプレーしていました。まだまだ自分はチームに貢献できるし、出せる力があると思っているので、本当ならベストゲームとは言いたくありませんが、得点も決めたホームの試合を含めてラーチャブリーFC戦以降、徐々に調子を上げてこられたと思っています。
 ACL2を経験して感じるのはプレーのレベルの面でも、強度の高さを含めても、Jリーグの方が上、ということ。ただ、スペースに関してはACL2の方が多く得られる印象がありますし、自分の中ではスペースを上手く使い易いのはACL2の試合ですが、1対1の個々の強さだったり、相手選手のリーチの長さはJリーグとは違うな、と感じます。Jリーグはコンパクトな相手との戦いですが、ACL2はウイングを張らせて、前の数人の個で仕掛けて、後ろも数人で守ってきます。僕的にはACL2の方がプレーし易いですが、逆にACL2を経験したことで、自分ももっと個で仕掛けないといけないなという課題も見えてきました。
 バンコク・ユナイテッドを下して決勝に進出しているのは、もちろんチームとして喜ばしいことですけど、一人の選手として振り返った時にまだまだ足りないし、準決勝でも試合に出られていないので、この結果じゃダメ。僕が目標としているものは高いところにあるので、どんな時でも満足することはありませんし、もっとやれると思いながら常日頃から取り組んでいます。ACL2のような1点の重みが大切になる試合の中で、勝負強さを出したいです。そういう選手をチームが苦しい時に使ってみようと監督は考えるはずです。僕はそういう選手で在りたいですね。

僕らはチャレンジャー。チャレンジしないことには勝利も付いて来ない

 決勝戦は僕がU17の日本代表でAFC U17アジアカップを優勝した時とは全く雰囲気も違うと思います。楽しみですし、決勝に向けて今、物凄くワクワクしています。クリスティアーノ ロナウドは世界トップレベルの選手です。実際にピッチ上で対峙してみたいし、DFラインにもたくさんいい選手が揃っています。その中で僕がどのぐらいのレベルにあるのか、どのぐらい自分のプレーが出せるのかを知りたいですし、そういう選手たちに怯むことなくやっぱり、仕掛けていきたいです。正直、僕個人に関してはチャレンジする立場なので、ピッチに立てばどんどん勝負するつもりです。
プロ2年目で完全アウェイのサウジアラビアでの決勝戦を経験できるものではありませんし、クラブでアジアの大会での決勝戦は誰もが立てる舞台でないことも分かっています。アルナスルはACLEに出ているチームと変わらないレベルの相手ですし、僕らガンバもACLEで戦える力を持っていると思っています。この決勝はガンバの新たな歴史になる試合ですが、僕らはチャレンジャーです。チャレンジしないことには勝利も付いて来ませんし、選手の誰もがそう思っています。自分たちからアクションをし続けて、相手にもいい選手が揃っているので押し込まれる時間帯もあるとは思いますが、自分たちのサッカーをやり続ける、攻め続けることは意識したいです。僕もその攻撃の部分で見せ場を作りたいですし、仕掛け続けるつもりです。クリエイティブなプレーで僕は今まで自分の価値を高めてきたと思っているので、ゴール前に関しては自信を持ってプレーします。決勝で一発やってやろう、という思いは強いし、スタジアムの雰囲気がどうなるのかは、まだ分かりませんが、僕は完全アウェイの中でも楽しめると思っています。プロ生活で初の決勝戦ですが、素晴らしい相手と素晴らしい大会での決勝戦で、ピッチに出た時は何か結果を残すつもりです。