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2026.5.29[チーム]
[プレビュー]ヴィッシング体制での半年間の集大成。東京V戦では若い力が勝ちにこだわってピッチに立つ
ACL2の優勝直後の一戦となった前節の清水戦は、改めてヴィッシング監督のもとでガンバが積み上げてきたスタイルと方向性の正しさが証明された一戦となった。
「優勝した後の次の試合はどうしても難しいが、清水戦は誰もがモチベーションを上げて一つでも上の順位で終わろうという雰囲気でやっていた」と初瀬は振り返ったが先手を取られながらも、途中出場の南野が今季のブレークが本物であることを見せつける2ゴールでガンバを勝利に導いた。
「若い選手が途中から試合に出てきて、完全に試合の流れを変えて勝ち取った勝利。それが一番大きい」とキャプテンの中谷が語ったように、ヴィッシング体制発足後の約5ヶ月間で、ガンバは新たなスタイルの確立だけでなく、荒木や山本ら未来のガンバを担う若い力も起用。目の前の試合にこだわりながらも、チーム力を高めてきた。
明治安田J1百年構想リーグのプレーオフラウンドはEASTで5位の東京Vと順位を決める戦いでもあるが「ホームのサポーターにもう一度示せるものがある。若い選手が出る部分もあるし、初のデビューを飾る選手もいると思う」とヴィッシング監督は力を込めた。
ホームアンドアウェイでの2戦を通じた戦いとなるプレーオフラウンドだが、ACL2優勝後、初めてホームのサポーターの前でプレーするガンバが目指すのは当然、勝利。前節の清水戦では途中出場ながら決勝点に絡んだ名和田も、その力を見せるべくモチベーションを高めている。
「僕にとっても大事な場になるし、自分のプレーを見せるチャンス。常に試合に出たら得点を狙っているし、ゴールが取れるイメージもある」と貪欲に東京Vゴールに向かうつもりでいる。
一方の東京Vも高いモチベーションでパナソニックスタジアム吹田に乗り込んでくるのは間違いない。前節はホームで横浜F・マリノスに0-6の大敗を喫しているが、リバウンドメンタリティを見せるためにもアグレッシブな戦いを見せてくるだろう。「ボールに対しての寄せの速さがアグレッシブに来るし、良い意味でもワイルドさがあるチーム」とヴィッシング監督が警戒感を口にするように、東京Vはチーム全体のハードワークを前面に押し出してくる。ブラジル籍のGKマテウスを除けば、全員が日本人選手。特定の個に依存しないスタイルだがガンバとしては4得点の染野と、かつてガンバでプレーした福田も2得点と前線で存在感を見せているだけに、注意が必要だ。
「若い選手が試合に出ることでサポーターも盛り上がるし、クラブとしてもここからどう成長していくかという基盤も出来る」(ヴィッシング監督)。
常勝軍団としての一歩を再び踏み出したガンバにとって、チームが秘める可能性を示す一戦となる。











