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2020.11.30[チーム]

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[WE ARE GAMBA OSAKA 2020]GK1 東口 順昭

一つ後のニュース

  • 東口がガンバに加入した2014シーズンの前半は勝てない時間が続いた
  • 2014年の19節に行われた大宮戦後にふと目にした記事が気持ちを変えた
  • 三冠を達成した2014年にミスターガンバ・黄金の脚賞を受賞
  • 今一度『タイトル』をガンバにもたらすという決意をもってピッチに立つ
様々なシーンを通して、ガンバ大阪との『絆』を紹介する『WE ARE GAMBA OSAKA』。今シーズンは、それぞれの人生で印象に残る試合や出来事、出会い、を通してその胸に根づく、ガンバ愛を浮き彫りにする。

 ガンバ大阪でのキャリアも7年目。押しも押されぬ守護神となった東口順昭には今も『あの時』の記憶が残っている。
 彼がガンバに加入した14年。勝てない時間が続いた、前半戦だ。ジュニアユース以来、プロとしてガンバのエンブレムを胸に戦う初めてのシーズンに、勝てない事実はプレッシャーとしてのしかかった。

「ガンバとしてはJ1リーグに復帰したシーズンだったとはいえ、僕の中にガンバ、イコール勝ち続けるチーム、タイトルを取って当たり前のチームってイメージがありましたからね。なのに、思うように結果が出ない試合が続いて…。メンバーは前年から大きく変わっていなかっただけに、そこに加わって試合に出ている自分とか、失点が止まらないことへの責任をめっちゃ感じていました」
 
 プロサッカー選手として、試合を重ねるごとに自信が揺らいでいくような感覚に陥ったのも、この時が初めてだった。

「正直、あの時期は、僕もいろんな意味で切迫した状況でした。それもあって、健太さん(長谷川監督/現FC東京)に相談しに行ったんです。自分の何が悪いのか、どうすれば失点が減るのか。そこでいろんな話をした際に、健太さんにサラリと言われたんです。『難しく考えすぎるな。ヒガシが止めれば負けないだろう』って。それを聞いて吹っ切れたというか。思えば、高校時代からずっと『自分が止めればチームは負けない』というマインドでやってきたのに、初めての移籍で変な気負いというか…周りとの連携とか、守備のやり方ばかりに囚われていたと気がついた。そこからですね。いい意味で『自分がやりたいようにプレーしよう』と割り切れるようになり、フィールドの選手にも自分の考えを言えるようになった」

 それでも、チームの結果がついてこないうちは、どこかでまだモヤモヤした気持ちを抱えていたのだろう。明確な自信を備えられるようになったのは、シーズンが半分を過ぎた頃だったと振り返る。19節・大宮アルディージャ戦後にふと目にした今野の記事がきっかけだった。

「大宮戦でゴールを決めた今ちゃん(今野泰幸/ジュビロ磐田)が、何かの記事で僕のプレーを評価してくれていたのを読んで、すごい嬉しくて。そんな風にチームメイトに、しかも主軸の一人だった今ちゃんに認めてもらえたという事実が自信になったし、すごく救われた気もした。と同時に、本当の意味で、自分もガンバの一員としてようやく認めてもらえたというか…初めて心から『自分はこのチームで頑張っていけばいい』と思えて気持ちが楽になった」

 結果的にこの年、ガンバはクラブ史上初の『三冠』を実現。東口も圧巻の存在感で貢献したが、彼自身はこの結果を「クラブの歴史がとらせてくれた」と考えている。

「結果的に後半戦に勢いを出せたのも、『三冠』のきっかけとなったナビスコカップ(現ルヴァンカップ)決勝で0-2から逆転できたのも、ガンバだから実現できたというか。僕は他のチームから加入したから余計にそれを感じたのかも知れないけど、プライドや自信、勝つことへの執着など、タイトルを積み重ねてきた歴史の中でクラブに宿ってきた、目には見えないいろんなものが、ここぞという場面で力になった。そういう意味でクラブの歴史にとらせてもらった『三冠』だったと思います」

 と同時に、それを経験しただけに『今』を預かる自分は、今一度、『タイトル』をガンバにもたらさなければいけないと考えている。

「自分が止めれば、チームは負けない」

 その根本には今も変わらない、守護神としての『原点』を秘めて。

「GKって『止める』ことが正解なので、僕はいい意味で形に固執していないというか。こういうスタイルで、とか、このやり方で止めたい、という拘りもない。だから、GKコーチをはじめ、周りから言われることはすべて素直に受け入れるし、自分がいいと思うこともすべて、やってみる。だって、どんな止め方であっても結果的に止められたら全部、正解、だから。それに『やれることは全てやった』と胸を張れる自分がいれば、仮に止められなかったとしても『持っている引き出し全部を使ったんだから仕方がない』と次に向かえる。そうやって、常に自分の精一杯で、1つ1つのセーブに向き合うことがチームの結果に貢献することだと思っているし、この先もそこをブレずに追求し続けたい」

 『タイトル』を獲得したからこそ気付けた『ガンバの歴史』への重みと、それを継承していくことへの責任。その二つが、東口の数々のスーパーセーブを生んでいる。


Interview and text by Misa Takamura

Back Number
ジュニアユース コーチ 明神 智和
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MF8 小野瀬 康介
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DF4 藤春 廣輝
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MF10 倉田 秋
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トレーナー 桝井 周
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DF27 髙尾 瑠
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FW18 パトリック
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FW9 アデミウソン
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MF15 井手口陽介
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FW33 宇佐美貴史
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MF14 福田湧矢
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