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2026.5.13[チーム]
【MF27 美藤 倫】Road to ACL2 Final — 復活、覚醒、飛躍、証明、そして頂点へ。
ACL2の頂点を目指して熱い戦いを続けてきたガンバ大阪が、最強のライバルとの大一番に挑む。ポヤトス前監督から受け継いだバトンを手にヴィッシング監督とともに走り続けてきた選手たち。ガンバ大阪加入後、着実に成長を遂げてきた若きボランチ、美藤倫はチームが苦しい時にその力を証明。完全アウェイの決勝でも躍動が期待される。
ACL2の戦いはここまで本当に難しい試合ばかりでしたが、すごく自分自身も成長できましたし、今までのキャリアで国際大会はあまり経験したことがなく、大学選抜で韓国と試合をしたぐらいなのでいい経験になっています。それだけにACL2に関しても大会前から「どんな大会なんだろう」というワクワク感と、そこで実際に試合に出たいという思いは強く持っていました。
グループステージのアウェイ、ナムディンFC戦は1-0で勝てましたがすごく難しい試合でした。僕がいい時間帯に自分の持ち味を出して決勝点を取れて、結果として全勝でノックアウトステージにも行けたことは良かった。自分の中で一番手応えを感じたのもこのナムディンFC戦ですね。相手も強いなと思いましたし、初めて試合をしていて相手に怖さを感じました。力強さもあるし、勝つためなら審判が見ていないところでユニフォームを引っ張って来ることもありました。汚いプレーと言われるかもしれませんが、同時に上手いプレーでもあるし、相手の勝利への執念を感じたんです。あの試合に勝てたのはすごく嬉しかったですし、僕の中でも自分のベストマッチとして強く印象に残っています。
ACL2の戦いの中でより意識するようになったプレーとは
アジアの戦いを経験してみて感じるのは、ホームとアウェイでは相手のプレーの強度も違うし、環境も全く違って来ることですね。相手の粘り強さや、ちょっと言い方は悪いかもしれませんが、汚いプレーや荒いプレーもACL2の難しさでもあるので大変だなと思うと同時に、僕自身はすごく楽しいなと思いながらやっています。昨年からグループステージを経験する中で、最後の粘りとかプレー中に簡単に倒れないこと、フィジカル面を含めて粘りという点をより意識してプレーするようになりました。
その粘りという意識を出せたのが準々決勝のアウェイ、ラーチャブリーFC戦の決勝点の前のプレーです。あの時はボールを運ぶことを意識していましたし、あそこで倒れてしまうと何も結果が残りません。相手のペナルティエリア付近では向こうのディフェンダーも強く来ることが出来ないと思うので、そこで僕がグッと前に出ることでウェルトンの得点になりましたし、あのプレーはすごく良かったです。
ここまで、チームとしていい戦いが出来てきましたが、決勝戦は勝たないと何の意味もありません。勝ちだけが必要ですし、試合内容なんてどうでもいいと思っています。アルナスルに対しても自分たちのサッカーをするだけですし、しっかりとタイトルを取りに行き、優勝して帰って来るつもりです。相手の映像も見ました。素晴らしい選手がどのポジションにも揃っているという印象ですが、僕らの方が優っている点も多くあるので、自信を持って挑むつもりです。選手が個々の戦いで負けなければ勝てると思いますし、僕がピッチに立てば相手のボランチに対してガッツリ行くつもりです。
イェンス監督のサッカーでは前線からの守備をして、全員が守備に戻りますし、全員が強度高く守備をしているので、そこはアルナスルにない僕らの強みです。
サポーターの皆さんが見て、心が熱くなるようなプレーをする
僕自身も苦しい時期を乗り越えてきましたし、ダニや怪我をしてしまった同年代の(半田)陸、今はガンバを離れた選手を含めて色々な人が僕をここまで引き上げてくれて、試合に出られるようになったと思っています。そういう人たちの思いがより一層、僕を決勝戦でも走らせると思います。優勝しても僕だけで掴んだタイトルではありませんし、僕だけの頑張りでチームがここまできた訳じゃない。ACL2で優勝することでガンバに関わる皆が報われる。アウェイにも駆けつけてくれるサポーターの存在は心強いですし、懸命に声を出して応援してくれる姿や声を聞くと僕自身も奮い立ちますし、本当にありがたいと思っています。完全アウェイの決勝戦なのでどういう展開になるか分かりませんが、一発勝負なので強い気持ちを持って臨むつもりです。
小さい時からテレビで見ていたクリスティアーノ ロナウド選手と実際に対戦することになれば、僕もテンションは上がると思いますが、決勝戦でもいつも通り、自分自身が積み上げてきたプレーを出すだけです。僕がヒーローになろう、なんて思っていませんし、本当にガンバが勝てばそれだけでいい。そのためにも誰が相手だろうと自分が出来るプレーを全力でやるだけです。もちろん、僕自身が点を取って勝てればいいとも思いますし最高の展開ですけど、そういう役割が試合中に回ってこないのであれば、汚れ役だろうと何だろうと、チームのためにプレーしたいと思っています。この大会を通じてここまで僕自身も色々な成長をさせてもらったと思っているので既に素晴らしい大会になっていますけど、最後の決勝戦で勝つか、負けるかで印象も変わります。いいイメージで終わるためにも必ず勝ちたいと思います。そのためにもサポーターの皆さんが見て、心が熱くなるようなプレーをしたいですし、ガンバのためにピッチ上のどんな場面であろうと自分のプレーをする覚悟でいます。











