今日ホームに迎えたのは16位と下位に低迷しているFC東京U-23。
「個の能力が高い同年代相手に、絶対に負けたくないという強い気持ちが重要になる。」と宮本監督が語るように、戦う姿勢が重要になるであろう試合は序盤、お互い攻守の切り替えが早いエキサイティングな展開が繰り広げられるが、徐々にガンバのボールロストが目立ち始め、相手にボールを支配される我慢の展開が続く。
30分には泉澤が倒され得たフリーキックを、矢島が直接惜しいシュートを放つなど、少しずつ流れを引き寄せていくが、34分には松田の裏のスペースにスルーパスを出され、クロスに頭で合わせられ先制点を許してしまう。
しかし直後の36分には一美が右サイド前線でボールをキープしながらペナルティエリアに侵入していくと、ラストは一美のクロスのこぼれ球を泉澤が押し込み、すかさず同点に。試合はそのまま1-1で折り返す。
後半は開始早々の48分、54分と立て続けに失点を重ね、2点ビハインドの厳しい展開を強いられる。
流れを変えようと56分には松田に代えて森を投入。その森が絶妙なループシュートを放つものの、今日絶好調の相手GKのファインセーブで得点には繋がらない。
69分には中村、市丸を投入し、攻勢を強めたいガンバは、交代で入った中村が77分に妹尾のクロスに反応しヘディングでゴールを奪い1点差に迫る。
その後も同点、そして逆転を信じ何度もチャンスを作るものの、相手GKの再三のビッグセーブに阻まれ、85分にはダメ押し弾を決められ万事休す。
結果的に4失点、ホーム・パナスタで今シーズン初の敗戦を喫した。