リーグ戦でのアウェイ初勝利を目指して戦った試合は、序盤からボールの奪いどころを見つけられず、ちぐはぐな展開が続く不安定な立ち上がりとなった。
それでも藤本が中盤から何度かチャンスを演出し攻撃に転じようとするが、シュートまでなかなか繋がらない。
29分にはウィジョが前線でボールを奪い、ラストパスを長沢に送りシュートを打つも枠を捉えられず、決定的なチャンスを物に出来ないまま試合を折り返す。
後半は開始から髙江に代えて遠藤を投入。
64分にアデミウソンを投入し、前線の活性化を図る。
73分にはウィジョが藤本からの絶妙な浮き球のスルーパスからシュートを放つも、わずかにクロスバーの上。またもチャンスを活かしきれないが、
迎えた82分。藤本のFKのこぼれ球をウィジョが拾い、そのまま豪快に蹴り込み待望の先制点を挙げる。
試合終了間際には東口の立て続けのファインセーブがありそのまま試合終了かと思われた90+3分。
大井に痛恨の同点弾を許し、宮本体制初の勝利を飾ることは出来なかった。