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明治安田生命J1リーグ 第19節
2022.7.2(土) 19:00キックオフ
vs.浦和レッズ
パナソニック スタジアム 吹田
試合終了
ガンバ大阪

1

-

1

浦和レッズ
1
前半
0
0
後半
1

33 ' 齊藤未月

90+2 ' アレクサンダー ショルツ

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ハイライト動画サムネイル

試合後監督コメント

監督

片野坂監督「連戦でもちろん暑さもありますし、中2日、中2日の大変な状況の中、ホームの2連戦、前節は広島に勝点3を取ることができ、今日も浦和さん相手に何とか勝点3を取りたいという思いで準備してきました。結果から言えば勝点1、1-1で(勝点)3を取ることは出来なかったんですけど、ただ、こういう状況の中、選手は本当に最後までタフにハードワークして戦ってくれたと思います。特に前半は素晴らしい内容でしたし、相手を上回っていたと思います。そして、先制点を取ることができ、やはり前半のうちに2点目が欲しかったなと思います。後半、もちろん浦和さんもビハインドの中で、選手交代や戦い方もまた、策を練って来られるだろうなと、そしてベンチメンバーもクオリティの高い、スピードのある選手もいますし、外国籍選手もいる中では、やっぱり1得点では勝つことは出来ないかもしれないなというところで後半も追加点を狙ったんですけど、なかなか思うように攻撃のところまでのパワーが最後出なかったかなと。そこはやっぱり連戦ということもあったと思いますし、1点リードしている中で最後まで守り切るというところに選手は力を注いでくれたところだったかなと。それで守り切って1-0で勝つことができればベストだったんですけど、残念ながら同点に追いつかれて勝点1で終わりました。ただ、私自身は非常にポジティブですし、選手を讃えたいと思いますし、次の湘南戦、そして中2日でまた川崎F戦とアウェイが続きますけど、また、しっかりコンディション、そして選手の気持ちを奮い立たせて、ホームで負けたリベンジを果たせるようにしっかりと準備して勝てるゲームをしていきたいと思います。」

Q「得点をアシストした石毛選手は攻守で素晴らしいプレーを見せていたと思います。この連戦の中、今季初めてリーグ戦でフル出場でしたが、今日のパフォーマンスをどう評価されますか。」
片野坂監督「非常に良かったと思います。前節の広島戦でも途中交代になりましたけど、良いパフォーマンスでしたし、今日も浦和さん相手にしっかりとチームの狙いの中で、そしてヒデ(石毛)の良さを発揮してくれたと思います。ああいうアシストのボールだとか、ああいうパスというのはヒデは非常に良いものを持っているので、それが出たのは良かったと思います。今後、90分決して出来ない選手ではないと思いますし、しっかり出来る選手だと思いますし、またチームに貢献できる準備をして欲しいなと思います。」

Q「この中断明けから、石毛選手のプレーが攻守に効果的なプレーが増えていますが、片野坂監督とも中断期間に話をしたと言っていましたが、彼の変化をどのように感じていますか。」
片野坂監督「ヒデはですね、非常に戦術眼を持っている選手で、そして戦術理解度も高いです。やっぱり自分がどういうプレーをするべきかということの判断をしっかり出来る選手なので、我々があまりにもヒデを制約してしまうと彼の良さが出ないので、ある程度ヒデに任せながら、そしてヒデが感じる感覚の中でプレーしてもらうようにしようと。そしてそういう中で、ヒデのアイデアの中で攻撃だとか守備のところもまた、思い切って発揮してもらえればというところも話をした中で、そういう中で彼も思い切って自分の判断の中でプレーしているんじゃないかなと。それがいい方向に今行っているんじゃないかなと思います。決してなんでもありではないんですけど、一応攻撃にしても守備にしてもチームとしての基準はある中で、基準の中である程度のアイデアだとか判断はヒデがそこも考えながら良くやってくれているところだと思います。」

Q「交代カードですが、ベンチにいた選手も少し守備的な選手が多いと思いますが、2点目は取りたかったと思いますが、最後ああいう展開になったのは、ある程度疲労があって押し込まれる想定の中での交代だったのでしょうか。」
片野坂監督「想定内ではないですね。やはり前半の戦いを後半も続けたかったですし、後ろの選手を入れて、今言われたように守備的と思われるかもしれませんが、疲労が見えていたというところで、後ろの選手は福岡にしても足を攣っていましたし、黒川にしても連戦の中で少し疲労が見えましたし、奥野のところはですね、調子はすごく良さそうに見えたんですけど、やっぱりダワンが中盤のところで球際だとか戦ってくれる選手なので、そういう良さがもっともっとチームに勢いが出ればなと。あとは攻撃のカードでパトリックか山見かというところ、本当は疲労がなければ2人とも出したかったですし、最後ギアを上げて2人の連携の良さの中で2点目というところも狙いたかったんですけど、交代カードを切った中で1枚しか最後切れないというところでは今回はパトリックをチョイスして、同点になってからも、セットプレーを含めてパトの良さが出ればなと狙っていたんですが残念ながら勝点1に終わりました。」

Q「本当に前半はすごくいいゲームで後半足が止まったところはあると思いますが、これからの連戦でも十分想定されることだと思いますが、その辺りへの手応えがあるのか、不安を感じているのか、その辺りはどうでしょうか。」
片野坂監督「手応えが大きいですよ。別に走れなくなるのなら、走れるようにしないといけないですし、今我々は走るように求めていますし、トレーニングでも負荷の高い、強度の高いトレーニングをタイミングを見てですけど、出来るだけ入れるようにしているので、走れなくなったから守りに入るとか、そういう風には思っていないです。やっぱり前半の戦いが後半どれだけ続けられるか、後半も45分間前半の戦いができたら今日のゲームは確実に勝点3が取れたゲームになっていたと思うので、そういう風に僕は考えていきたいですし、走れないなら走れるように、そして代わりの選手もそういう準備をして、チームの勢いを止めないようにやれるような交代を切っていきたいですし、そういう準備を全員でやって行ってほしいなと思います。」

Q「坂本選手は連戦の中で疲労を感じさせないプレーをして1点目の場面でもドリブルで運んだりとか、後半も(アレクサンダー)ショルツ選手相手に仕掛けてシュートを打ったりとか、広島戦の得点以降、一皮剥け始めたというか覚醒の兆しがあるよう思いますが、評価はいかがですか。」
片野坂監督「覚醒して欲しいですよね。はい、本当に広島戦で得点を挙げて自信もつけたと思いますし、今日も臆せず本当に(坂本)一彩らしいプレーが随所に見られて、頼もしく感じました。ただ、今日は結果は出せなかったですけど、チームへの貢献のそういう攻守にわたるところでは、本当に一彩は良くやってくれていると思います。これがどれだけ続けられるか、そしてまたもう1点、自分がチームを助けられる得点を出来るか、やっぱり自分に矢印を向けられる選手だと思いますし、自分に矢印を向けてどれだけ日頃のトレーニングからトライして、準備して、出た時に貢献できるか、パワーを出せるかというところは継続してやって欲しいですし、補強のところで鈴木武蔵も入って、前線のところはやっぱり競争が活性化されると思いますし、そういうのも考えた中で彼は本当に今後、どれだけチャンスをもらえるか分からないですけど、そういう時に今日のようにしっかりと自分の役割、そしてチームのためにというところの中で、自分の良さを出しながら貢献して行って欲しいと思います。」