GAMES

試合日程・結果

AWAY
天皇杯 3回戦
2022.6.22(水) 19:00キックオフ
vs.大分トリニータ
昭和電工ドーム大分
試合終了
大分トリニータ

1

-

3

ガンバ大阪
1
前半
0
0
後半
3

14 ' 呉屋大翔

49 ' 山見大登

66 ' パトリック

89 ' パトリック

ハイライト動画

ハイライト動画サムネイル

試合後監督コメント

監督

片野坂監督「天皇杯の組み合わせが発表されて、勝ち上がればまた大分と対戦できるという組み合わせになり、このゲームが出来るように願いましたし、できるとなって非常に楽しみにしていました。本当に今シーズン、私がガンバに来てまさか大分さんと3回も対戦するとは思っていなくて、すごく縁を感じますし、そして今日も(昭和電工)ドームに入ってきて、今も挨拶をさせていただいたんですけど、変わらぬ拍手を頂き非常に幸せを感じます。大分さんが下平監督になられ、今いろんなところでチャレンジをされていて、私自身もガンバの監督に就任し、なかなか結果が出ない中で、何とか勝つゲームが出来るように試行錯誤しながら、お互いにカテゴリーは違いますけど、状況は似ている中で今日のゲームを迎えました。ゲームもリーグ戦の合間なので、大分さんがどういうメンバーでどういうやり方で来るかなと予想はしていました。私たちもリーグ戦でチャンスのない選手も使いながら、何とか勝ち上がれるメンバーを選考しながら結果的に3-1で勝つことができたことは良かったと思います。ただ、予想していた大分さんの攻撃というよりは、やっぱり我々をよく分析されて、準備されていたなと。準備期間もすごく短かったと思いますけど、やっぱり下平監督が非常に選手をしっかりとマネジメントされ、方向性を見出して勝つゲームというところを考えた中のサッカーをされていたなと。そういう中で今日、先制パンチを食らって、そしてなかなか自分たちがやりたいことというものをすることが出来ませんでした。後半、やっぱり我々にはパトリックを含めてポテンシャルの高い選手はいるので、そういう選手を投入して何とか逆転勝ちを奪い取ることは出来ました。今、ガンバとしてトライしているのはアグレッシブに攻守にチャレンジするところなので、今日出たメンバーもそういう姿勢は出してくれたと思います。ただ、後半何度かあった決定機をやっぱりしっかり決め切るというところは、当事者にも先ほど伝えましたし、今後プロとして勝ち上がるためにすごく大事な部分だと思うので、そういうところを突き詰めながら自分たちもまた成長していいゲームが出来るように、そして上位で戦えるように、このゲームを生かして次の札幌戦に向けてまたしっかり回復した中でチャレンジしていきたいと思います。」

Q「先ほどおっしゃった、大分が良く研究してという部分ですが、差し支えない範囲でどのあたりか教えてください。」
片野坂監督「大分さんは僕の時もそうですけど、シモ(下平監督)も今トライされているのがGKを使ってビルドアップで構築してというところで、もう少しボールを繋いでくるのかなと。そして今、我々は守備では出来るだけ前から奪うというところでアグレッシブな守備を選手に求めながらチャレンジしているので、その辺は結構シンプルにやっぱりひっくり返してきて、セカンドを拾って、もちろんPKのシーンでもそうですし、ああいうところで前線のフィジカルを生かした中でというところでやられてきて、もしかしたらというところは考えていたんですけど、選手もそこは我々が準備してきたところと違っていたなというところがあったので、そういう形で失点してしまったこと、そして守備でもちょっとブロックを構えて来られたので崩すというところはすごく難しくなったなというところがありました。試合が終わってベンチでシモと話をして、『やっぱりよく分析していたね』という話をして、『前から来るのは分かっていた』と言っていたので、やっぱりそうなんだなと思って。そこはシンプルにひっくり返してというところは狙っていたと言っていたので、今後の対戦相手も恐らく我々が今、何をしているかというところで分析されてくると思いますけど、ただ、そうだからと言って自分たちが引いてというのはやりたくないですし、やっぱり今チャレンジしている中でいい部分もあるので、そういうところを更に良くするために選手に求めてやっていきたいなとは思います。」

Q「ガンバの攻撃はすごく流動的というのが魅力だと思うのですが、前半は少し選手が動き過ぎているのかなというところで後半、パトリック選手を入れて明確にターゲットが出来たことで良くなったと思うのですが、いかがでしょうか。」
片野坂監督「そうですね、前半僕もちょっとこのメンバーで戦う中で、どういう風に点を取るか、どういう風に攻撃するかというところで、少しちょっと危惧していたところが出たんですよね。やっぱり、ターゲットというかFWがちょっと流動的だったので。ただボールの動かしはさせてもらった感じはありますけど、やっぱり危険なところだとか、ボックスに入ったり、シュートというところまでは行かせてくれず、そこまで我々もちょっとチャレンジができなくて。そこでパトリックを入れて、真ん中とサイドのところの起点はできるというところは見ながら修正することができました。そしてレアンドロ ペレイラもいますけど、この2人のどっちをチョイスするかというところは考えましたけど、やっぱりパトは大分戦で非常にいいプレーをしているというか、強いので。僕も(大分時代に)やられましたけど、そういうのでパトを先に出して、どうしても最後、追いつかないといけない時にはレアンドロ ペレイラというところの2人のストライカーを入れようかなというプランでやっていました。その辺がはっきりしたので、後半は選手たちもそういうところを思い切りプレーできたんじゃないかなというところがひっくり返せた要因の一つかなと思います。」

Q「今シーズン3試合、大分と試合をしましたが、対戦相手の監督として大分の印象があれば聞かせてください。」
片野坂監督「やっぱりやりにくいですね。何故かというとボールを剥がすのが上手いですし、それを見る立ち位置を含めて。そして来たら奥を入れたり、背後を突いたり、そういった判断はよく落とし込まれているし、シモ(下平監督)もボールをしっかりと繋ぐというところで、選手にやっぱりトライさせているところ、守備でもプレスがもちろん、我々のプレスが弱いのはあるんですけど、でもあれぐらいのプレッシャーだったら全然剥がせるな、というそういう攻撃の動かしは非常に嫌な、嫌らしさが感じられるチームでしたし、難しさは感じました。ただ、我々がいい守備ができていたら、本当にそういうところで奪っていい攻撃というところ、そしてカウンターを含めてそういう攻撃というのは狙っていたところはあったので、そういう部分は上回ることができたので、こういうスコアにもなりましたし、大分もストロングはそういうところだと思うので、そういうチームだなと改めて対戦しても感じました。大分というカラーが、僕がやってきた中で引き継ぎながらも、またシモの色というものも少しずつ入れながらトライされていると思うので、それを信じて選手もやって欲しいですし、サポーターもそれを信じて応援して欲しいです。きっとそれがまた、今年まだ半分終わったぐらいなのでどうなるか分からないですし、今後にもつながるサッカーは出来るんじゃないかなと思います。」

Q「大分時代では準優勝でしたが、今は優勝を狙っていますか。」
片野坂監督「はい、優勝を狙っています。このトーナメントはやっぱりACLの出場権がありますし、我々ガンバもタイトルから少し離れている中で、ルヴァンカップは残念ながら、大分もそうですけどね、同様に敗戦してしまったのでもうこのリーグ戦と天皇杯しかない中でACLの出場権を得られる大会、すごく素晴らしい大会、そしてアマチュアの選手も参加している歴史ある大会ですから、これを優勝することができれば来季ACLの出場権(を得られるので)、それを目指してやっていきたいなと。ただ簡単ではないのはもうわかっている中で一つ一つ、目の前の試合を勝ち上がるために、そして天皇杯というのも今日のように水曜日、ミッドウィークに入ってくるのでチームの総合力が非常に問われる大会でもあると思うので、選手全員でとにかく元気な選手、戦える選手、勝つための選手というものをしっかりと向かわせて戦わせて勝ち上がれるようにやっていきたいと思います。」

試合後選手コメント

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