NEWS
ニュース
2022.2.28[チーム]
[ WE ARE GAMBA OSAKA ]MF8 小野瀬 康介
シリーズ4年目を迎えた2022年の『WE ARE GAMBA OSAKA』は、プロとしてサッカーに向き合う選手たちの『熱』に触れる。
何が彼らを熱く燃え上がらせるのか。
何に彼らの気持ちは震えるのか。
そして、勝利の原動力となる『熱』とは何なのか――。
「オオオー 小野瀬康介 揺らせ 俺たちのハート オオオー 切り裂け小野瀬ゴール」
自分のチャントを初めてスタジアムで耳にした時、体が熱くなるような喜びに包まれたという。ガンバに移籍し2シーズン目となった19年の夏。「初めて、認めてもらえた気がした」。
「プロになった時から、J1リーグでプレーすることを目標にしてきた中で、18年夏にガンバの一員にしてもらった。ガンバはサッカーファンなら誰もが知るビッグクラブ。ここで結果を残すことも、チームメイトや応援してくれる人たちに認めてもらえるような存在になることも、簡単ではないと思っていたし、クラブの大きさを考えれば、1つ、2つゴールを決めたくらいでは認めてもらえないという自覚もあったので、当時はとにかく必死でした。その中で、18年の終盤にようやくゴールを決められて、19年も開幕からゴールを決めていいスタートが切れて…周りの選手のクオリティに助けられた部分もたくさんあったんですけど、自分らしくプレーできる時間が増えていった中で、ゴール裏から自分のチャントが初めて聞こえてきた時には、本当に嬉しかった。チャントってプロになったからといって作ってもらえるものではないと思っていたし、ましてやガンバで自分のチャントを歌ってもらえる日がくるとは想像もしていなかったので、ようやくサポーターの皆さんに認めてもらえた気がしました。同時に、改めて『ガンバのために結果を残せる選手になりたい』と思い直したのを覚えています」
以来ずっと、そのチャントに背中を押されてきた。コロナ禍でここ2年はサポーターの声を聞けていないが、いつもそのリズムは心の中にあり、だからこそ『ゴール』で応えたいと思い続けてきたという。だからこそ、今年のJ1リーグ開幕戦でゴールを決められたのが嬉しかった。
「試合の前日練習でも似たような感じでこぼれ球からゴールを決めていたので、鹿島アントラーズ戦も(チャンスが)きそうだな、という予感はありました。運もあって自分のところに溢れてきて、バウンドもあわせやすいタイミングだったし、いい感じで足に当たって狙った通りのコースに飛んでくれた。去年はガンバに加入して初めてリーグ戦でのゴールがゼロに終わった中で、今年はなんとしてもこの状況を変えてやる、変えなきゃいけないと思っていたし、これ以上、応援してくれる人たちを裏切れないという気持ちも強かった」
未だコロナ禍にあり、この日もサポーターの声を聞くことはできなかった。それでも、サポーターの多くが心の中で歌ったであろう小野瀬のチャントは、彼の中でも鳴り響いていたに違いない。
―
Interview and text by Misa Takamura
関連ニュース
-
24.4.26[インフォメーション]4/28(日)明治安田J1 第10節 鹿島戦 ガンバ公式クラフトビール販売ブース 『GAMBA BEERSTREAM』 出店情報
-
24.4.26[パートナー]4/28(日)明治安田J1 第10節 鹿島戦『AIDEM DAY』~ロート Well-being パークにて選手サイン入りグッズが当たる!「イーアイデム抽選会」を開催~
-
24.4.26[インフォメーション]4/28(日)明治安田J1 第10節 鹿島戦 試合情報
-
24.4.26[インフォメーション]5/6(月・休)明治安田J1 第12節 C大阪戦 スタジアム発淀屋橋駅・難波駅直行バス運行のお知らせ
-
24.4.25[パートナー]5/6(月・休)明治安田J1 第12節 C大阪戦 ARフォト「一緒に決めポーズAR」サービス提供のお知らせ