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プレシーズンマッチ
2023.7.22(土) 19:00キックオフ

vs.セルティックFC

パナソニックスタジアム吹田

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2023.7.21［チーム］

［プレビュー］ポヤトスガンバが海外勢と初顔合わせ。セルティックFC相手に、積み上げるスタイルで勝ちに行く

柏戦で快勝し、直近のリーグ戦では6勝1分というV字回復を見せたガンバがリーグ戦は3週間のインターバルに入った。
そんなガンバがパナソニックスタジアム吹田でセルティックFCとのプレシーズンマッチに挑む。
相手はスコットランドで昨季国内3冠を果たした名門だが、ガンバにとってもポヤトス体制下では初めてとなる海外クラブとの対戦。イスラエル時代には欧州チャンピオンズリーグでパリ・サン＝ジェルマンやユベントスなどとの対戦歴を持つラヴィも「非常に良い対戦相手。いかなる試合だろうとやはり勝利にこだわるのが自分たちの役割であり、使命でもある」とホームでの戦いに意気込みを口にした。

スペースを作り出し、チーム全体が連動しながら相手ゴールに迫るのがポヤトスガンバのスタイル。Jリーグとは異なるスタイルを持つセルティックFCとの対戦を、ポヤトスチルドレンも楽しみに待つ。
山本悠樹は言う。「ポヤトス監督のサッカーで海外のチームと戦うとどうなるのか楽しみ」と話すが、攻守のキーマンとなる山本悠樹は、既に頭の中にイメージは描いている。
「局面は激しいので、攻撃に関してはより判断を早くしたいし、頭の回転を早くしたい」（山本悠樹）。

8月から再開するリーグ戦ではよりボールの動かし方の質を上げることも目指すガンバだけに、最近のリーグ戦で見せたセーフティな動かしだけでなく、本来ポヤトス監督が目指す後方からのつなぎにもチャレンジする場面が見られそうだ。
そしてハーツ時代にスコットランドのサッカーを知る食野も「リーグ戦から続く集中を切らずに、チームとして今、積み上げているものを確認したいし、そうすれば川崎F戦にもつなげられる」と8月に待つ難敵を意識しながら、柏戦に続いての活躍を意識する。スコットランド勢のスタイルを知る食野が見せる個の打開にも注目だ。

そして、最終ラインのキーマン、福岡が楽しみにするのは徳島在籍時に対戦した前田や古橋との再戦だ。「徳島時代、前田選手にビルドアップの最中に取られて失点してしまっているので、その時の借りを返したいし、今の絶好調の古橋選手と対戦するのは光栄です」（福岡）。
19日に横浜F・マリノスと対戦し、前半に前田がハットトリックを達成しながらも4-6で逆転負けしているセルティックFCは、中2日の日程でパナソニックスタジアム吹田に乗り込んでくる。
日本代表の前田や旗手ら5人の日本人が在籍するが、とりわけガンバが警戒すべきは横浜F・マリノス戦で途中出場となった古橋だ。昨季スコットランドリーグで27得点を叩き出し、得点王に輝いただけでなくリーグとクラブ双方でMVPに輝いている古橋の得点感覚とスピードには注意が必要となる。

「自分たちのサッカーがどれぐらい海外勢に通じるか確認できるいいチャンスだし、若い選手にとっては個人のアピールにもなる」（福岡）。プレシーズンマッチだが、スコットランドの三冠王者に対して、ガンバもポヤトス流のスタイルで真っ向勝負を挑む。