ポヤトス監督「今日の試合には非常に満足しています。ガンバとしてしっかりとレベルのある試合を展開できたと思っています。そして良いチームに対して、選手全員が勇敢に戦ったと思っています。やはり、ちょっとした正確性が欠けていたのかなと思います。前半は相手にボールを持たれる場面も多かったんですが、しっかりとその分ディフェンス面のところで相手に向かい、ボールを持てるところは持つことができました。しかし、押し込まれるところはあったんですけれども、しっかりとディフェンス面で頑張ってくれたのかなと思っています。後半はしっかりとした私たちガンバ大阪のフットボールを展開することができたと思っています。ゴールを決めるチャンスがたくさんあったんですが、やはり、その中で決めきることが勝負を分けたのかなと思っています。石川選手のところのミスというところは、全然問題ないと思っています。一つのGKのああいったミスというのはかなり注目されるんですけれども、やはり、裏を返したらFWもしっかりと攻撃面でしっかりとゴールを決められるところは決めてほしいなというところがあったので、彼のミスは全く問題ありません。本当にこれはチームにとって多くの経験になったと思いますし、このチームをもっともっと全員で前に進めていきたいと思っています。」

Q「先ほどチームにとってたくさんの経験になったという話がありましたが、今回の親善試合で難しい面もあったと思いますが、8月に再開するリーグ戦に向けて収穫とかこういうトライが良かったという部分を教えてください」
ポヤトス監督「私たちは川崎フロンターレ戦でリーグが再開するんですが、そのことは置いておいて、本当に今日の試合の中からはアグレッシブさ、コンタクト、裏への動きの鋭さというところ、ここはダメージを与えるところだよっていうところで、しっかりとダメージを与えるところ。そういったところは、ガンバの選手たちには学ぶところがたくさんあったのかなと思うので、それがリーグに生きて来ると思っています。やはりスコットランドリーグのチャンピオンチームでしたので、本当にアグレッシブで、足を入れるとこはしっかりとディフェンス面でも入れてくる。そしてセンタリングをしっかり跳ね返す力、ディフェンス面も含めてインテンティのところ、プレー強度のところも選手たちもかなり学んだのかなと思います。しかし、これは先日、堂安選手とも話したんですけれども、日本の最も決定的に足りないところだよ、という話をしました。本当にヨーロッパでは、かなりのプレー強度の中でやっている。そこはなかなか日本では味わえないよ、ということを私に伝えてくれました。ですので、ガンバと共に日本のサッカーはこういったヨーロッパのチームからは、このアグレッシブさ、こういったインテンシティのところをしっかりと学んで欲しいと思っています。」

Q「今回はポヤトス監督がガンバの監督に就任してから、初めての海外クラブとの対戦だったと思うのですが、セルティックの日本人選手の印象を教えてください。」
ポヤトス監督「彼らのことは本当によく知っている選手たちです。スペースを作る動きも、個のフィニッシュというところも前田選手が素晴らしいというところも分かっていました。と同時にどのようにスペースを作るのかという部分も、非常に素晴らしい選手だと前田選手には思っています。同時に、彼の一番最初のプレッシングがかけ方というところは本当に素晴らしい選手です。このセルティックにいる日本人選手は、本当にイギリスのサッカーにすごく合った選手たちだと思います。と同時に古橋選手に対しては、アジリティもあり、ライン間をしっかりと突いてフィニッシュを決めきる力というのが非常に高い選手ですので、本当に彼らにはさらなる成長をしてもらい、日本のサッカーに貢献していって欲しいなと心から思っています。もし、古橋選手がガンバ大阪に来てくれるならいつでもウェルカムで、ポジションを空けておきますよ。（笑）」