NEWS

ニュース

2024.4.9[チーム]

[プレビュー]目指すサッカーの原点回帰へ。横浜F・マリノス戦で鍵を握るのは攻撃的な守備

開幕から無敗を保ち、クラブ新記録となる開幕6試合負けなしを目指した札幌戦は、「一本のチャンスのところを札幌にファーのところで決められてしまった」とポヤトス監督が振り返った通り、後半のワンプレーにつけこまれて0-1で敗戦。痛い黒星を敵地で喫した。
ACLの日程の関係で延期になっていた横浜F・マリノス戦は中3日の過密日程で迎えるが、ガンバにとって踏ん張りどころとなるシーズン序盤の重要な一戦になる。
「札幌戦はいい内容の試合ではなかったし、ここ3試合勝てていない。ここで勝って、またチームを流れに乗せたいし、そういう意味でも大事な試合になる」と宇佐美は力を込めた。
昨季は好不調の波があったガンバだが、昨季の準優勝チーム相手に問われるのはリバウンドメンタリティである。

磐田戦以降、手にしていない勝利を掴む上で不可欠なのは、開幕からピッチ上で示してきたスタイルへの原点回帰。つまり、攻撃的な守備である。
京都戦以降、前線からの守備に課題を抱えるガンバだが「もう少しボールを奪うところの意識を全員で持って、迫力と一体感、勢いを持って奪いたい。そうすればより前でボールも奪えるし、前でボールも回せる」と宇佐美も話す。
とりわけ、横浜F・マリノスはビルドアップからのボール保持に長けるチームだが、だからこそチーム全体での連動した守備が不可欠だ。
今季から新たに横浜F・マリノスを率いるキューウェル監督について「縦に速いというよりは、もっと試合をコントロールしながらポジションをしっかりと取って来るタイプの監督」とポヤトス監督は評するが、自由にボール保持をさせない効果的な守備を見せつけたい。

そして横浜F・マリノス戦に向けて静かに闘志を燃やすのが一森だ。昨季、期限付き移籍で在籍し、独特のスタイルや選手の特徴は把握済み。「自信を持って自分たちのスタイルを出してくる相手だけど、そういう相手に僕たちは勝たないといけない」と気合十分。前節は戦線復帰したヤン マテウスが鋭い飛び出しから神戸のGK前川の退場を誘発しているが、ガンバが本来のスタイルを取り戻せば、それだけDFラインは高くなる。一森の守備範囲の広さを活かす格好の相手になるはずだ。

Jリーグ勢で唯一、ACLを勝ち上がりベスト4にも進出している横浜F・マリノスは今季から元オーストラリア代表の英雄、キューウェル監督に率いられている。6試合で計8得点の攻撃陣だが、戦線復帰したヤン マテウスは前節の神戸戦で途中出場ながら決勝点をゲット。さらにチーム最多の4得点を決めているアンデルソン ロペスなど警戒すべきブラジル人アタッカーが揃っているが、ガンバも「ゴールを取ることが自分の求めていることでチャレンジしたい」と話すウェルトンが難敵相手にモチベーションを高めている。

勝てば一気に4位に浮上するガンバ。「連敗するチームは上にいけない。次は絶対に勝たないといけないという危機感を持ってやりたい」と一森が口にした思いをチーム全員で体現するのみだ。