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2026.2.6[チーム]

[プレビュー]ベールを脱ぐ新生ガンバ。大阪ダービーで攻守に攻めるスタイルを披露する

タイトル奪還を明確に目標に掲げる2026シーズンのガンバ。クラブ史上2人目のドイツ人指揮官、ヴィッシング監督とともに1月の始動から新たなスタイルの構築にガンバは取り組んできた。
「ボールを奪った後の縦へのスピードと切り替えについて、監督はゲーゲンプレスと言っているがそこは去年と変わった部分だと思う」と新キャプテンの中谷は目指す方向性をこう語る。

PSVやベンフィカなどでコーチを務め、欧州の最先端の戦術に触れてきたヴィッシング監督がガンバで目指すのは現代サッカーのトレンドでもあるハイプレスと強度の高いサッカーだ。
「このサッカーをやるにあたっては、攻撃も守備もバラつくことなく一丸となってやることが大事になる」(ヴィッシング監督)。最前線からアグレッシブにボールを奪いにかかるだけでなく、攻守両面の強度の高さと運動量がベースとなる今季のスタイルだが、始動から横一線の競争の中で選手たちは意識改革に取り組んできた。

新生ガンバの立ち位置を測る上で格好の相手が百年構想リーグの開幕戦となる大阪ダービーである。昇格や降格がない特別大会ではあるが「重みはいつもの試合と変わらない。どの大会でもどんなシチュエーションでも初戦は大事になる」と絶対に負けられないダービーに向けて宇佐美はこう力を込めた。

昨シーズンの開幕戦の悔しさを晴らす上でも鍵を握るのはプレスの機能性だ。「僕らは前からプレスに行くが、相手は繋いでくるチーム。ボールを奪えるのか、奪えないのかで試合展開ははっきりする」と山下は言う。
昨季と同じ指揮官のもとで、今季も最後尾からのビルドアップを重視する相手に対して、効果的なプレスを繰り出したいガンバだが、決してプレス一辺倒の単調なサッカーを見せるつもりはない。
相手ゴールに迫る縦方向への意識は常に保ち続けるが「上手く前からハメたいが、相手に剥がされた後にはしっかりと皆でスプリントをして戻ればいい」と安部はボランチとしてチームのリズムをコントロールするつもりでいる。

昨シーズンのJ1で得点ランク2位だったラファエル ハットンが移籍したとはいえ、相手チームにはチアゴ アンドラーデや新加入の櫻川ソロモンら、前線に警戒すべきアタッカーも控えるが、ダービーを知り尽くす東口も開幕戦に向けて気合十分。「GKは止めてナンボなのでそこで違いを出したい」と自慢のシュートストップで最後尾を支えるはずだ。

2021シーズン以来となるヤンマースタジアム長居でのダービーだが、ヴィッシング体制の初戦で勝利を待ち侘びるサポーターも後押しする。
目指すサッカーが機能して勝ち切るのが理想だが「ダービーだし、新しい監督の初陣でもあるので絶対に勝ちたい」と安部が言えば、中谷も「特にシーズン序盤は内容より結果」と力を込めた。

90分で勝ち切るのが理想だが、PK戦の可能性もあるのが百年構想リーグのレギュレーション。いかなる内容であろうと、敵地で勝利の雄叫びを上げるのは、ガンバ以外にありえない。