NEWS
ニュース
2026.5.9[チーム]
[プレビュー]広島戦のミッションは一つ。ACL2決勝に弾みをつける戦いを見せつける
名古屋戦で痛い負けを喫し、連勝を逃したガンバだが次なる戦いがすぐにやってくる。チーム全員で戦い抜いてきた11連戦の締めくくりとなる広島戦は、明治安田J1百年構想リーグWESTで勝点を積み上げるだけでなく「ACL2に向けては最後の試合になるので、いい波を作っていけるように絶対に勝ちたい」と池谷が話すようにACL2の決勝戦に向けても弾みをつけるための重要な一戦だ。
11連戦では目先の試合に集中しながら、若手の起用なども含めてタフに乗り切ってきたヴィッシング監督のスタンスにもブレはない。「我々が集中してみないといけないのは目の前の試合。ACL2の決勝は広島戦の後のことなので、広島戦に向けてどれだけ準備ができるかどうか」と従来通り、一戦必勝のスタンスは崩さない。
ただ、11連戦の中でガンバでは若い力も徐々に台頭し始めている。前節の名古屋戦では安部に代わって山本がピッチに送り出され、攻守両面でハードワーク。そして後半には中村が今季2試合目の出場を果たして、美藤のゴールにつながる好プレーを披露した。「若い選手の底上げはクラブにとっても大事な要素。高い質を私は求めているが、それをピッチ上で出せる選手を起用する」(ヴィッシング監督)。ACL2の決勝も見据えながら、「準備」にこだわる指揮官はあくまでも広島相手に勝ち切るメンバーをピッチに送り出すつもりでいる。
いかなる顔ぶれがスタメンに名を連ねようと、ガンバの戦い方に変わりはない。ルーキーの山本は守備意識を保ちながらも「練習ではFWとのアイコンタクトが合って来ている。試合でそれを出したい」と持ち味の縦パスでもガンバの攻撃を加速させるはずだ。
名古屋戦では右サイドバックで先発した池谷も最終ラインで序列を上げている一人だが「どこのポジションでも出る準備は出来ている。アウェイの広島戦はメンバー外だったので絶対に勝ちたい」と自らの成長をぶつけるつもりでいる。
一方の広島は前節、神戸相手にPK戦の末に敗れて直近の3試合は勝利から遠ざかっている。ただ、神戸戦ではシュート19本を放ち、数多くの決定機を作り出していただけにヴィッシング監督も「広島は我々と同じようにたくさんのチャンスは作っている。危険な選手がいて危険なプレーをしてくる」とその攻撃を警戒する。前節を終えてWESTでは6位だが、最下位のV・ファーレン長崎との勝点差はわずかに2。数字の上では負ければ最下位に転落する立ち位置だけに、強い気持ちを持ってガンバに向かってくるはずだ。
神戸戦では外国籍の助っ人がピッチに立つことはなかったが、前線では木下やジャーメイン、鈴木がそれぞれ3得点中。特にガンバのジュニアユース時代には南野や中村ともチームメイトだった鈴木はアシストも3マークしており、チャンスメイクに長ける左サイドの東と並んで警戒が必要な存在であるのは言うまでもない。
「広島に必ず勝って、サウジアラビアに乗り込みたい」(山本)。広島相手にリベンジを果たせば自ずとACL2にも弾みがつく。11連戦の締めくくりも総力戦で戦い抜くのみだ。











