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2026.6.5[チーム]
[プレビュー]熱く濃密だった半年間のラストマッチ。若い力とともにガンバが有終の美を飾る
特別大会となる明治安田J1百年構想リーグとACL2を並行して戦ってきたガンバは、ヴィッシング監督とともに濃密な半年間を過ごしてきた。
縦に速くゴールに迫る新たなスタイルに挑戦し、ACL2では悲願だったクラブ10冠目も達成。ジェバリやヒュメット、安部、中谷らが攻守を引っ張る一方で、ガンバの次世代を担う若い力も確実に台頭し始めている。
明治安田J1百年構想リーグの地域リーグラウンドでは7得点を決めた南野が待望のブレークを果たし、若き守護神、荒木もゴール前でそのポテンシャルの高さを見せ続けた。
そんな収穫多きハーフシーズンの締めくくりとなるプレーオフラウンドで、ガンバはアウェイの東京V戦に挑む。
「いつも通り勝利につなげたい試合だが、今までピッチに出られなかった選手にもチャンスがあると思う」とヴィッシング監督は1-1のドローに終わったホームでの戦いに続いて、第2戦でも若い力を用いるつもりだ。
ホームではアカデミー育ちの吉原がプロ初先発を果たし、當野も後半からプロデビュー。ピッチに立つ、という渇望に駆られる選手たちはシーズン締めくくりの一戦に向け、指揮官へのアピールとガンバの勝利に燃えている。
その中の一人が中村だ。「色々学んだことを出せるチャンスなので思い切ってやりたい」。出場機会は決して多くなかったが、強度とハードワークを求めるヴィッシング監督のもとで、着実に成長を果たしている。
「まずは守備の部分でチームの穴にならないようにプレーしたいし、攻撃の部分では周りと協調性を持ちながらいいサッカーをしたい」。ユースではともにピッチに立った南野や吉原との連携も東京V戦の一つの見どころだ。
一方でいかなる試合であろうと勝利が義務付けられるのはガンバの宿命だ。ホームで勝利を飾るべく、当然東京Vも燃えてくるはずだが「東京Vは前からどんどんアグレッシブに強度高くやって来る。その相手に隠れていたら意味がないし、勇敢な気持ちを持って挑む姿勢や自分が持っているものをどれだけ出せるか」(ヴィッシング監督)。
第1戦では出足の良いプレスに手こずったガンバだが、相手のプレスに動じず、今季のガンバが重視する縦方向への意識を見せたい。復帰初戦で貴重な先制点を決めた佐々木も持ち味の縦パスを意識しながらも「流れを見て裏返すことも意識したい」と臨機応変のプレーで最後尾から起点になるつもりでいる。
東京Vではシャドーで躍動中の福田だけでなく、最前線で起点となる染野もガンバが警戒すべきアタッカー。「ボールも収めてくるので封じたい」と佐々木も気合十分だが、いずれにせよ勝負の鍵を握るのはハードワークのぶつかり合いで、ガンバが上回ることである。
「勇敢な気持ちを持ってピッチに立って戦って欲しい」と指揮官が求める基準を満たす若い力とともにガンバが有終の美を飾る。











