實好監督「U-23チームとして初のアウェイ戦。1、2戦目と気持ちよくみんなプレーできて、この3戦目の初アウェイ。雰囲気も全く違う中でどうかなというところで、思った以上に選手たちはハードワークもしっかりしていたし、攻撃的なところではなかなか自分たちの形、数は少なかったですけど、もっとできない印象をもっていたので、まずまずというところです。」

Ｑ「初めて先制を許す展開になった中でハーフタイムでの具体的な指示は？」
Ａ「いつもみんなに言っていることを言ったんですが、1失点なんかなんてことないよということを伝えました。それに反応してみんなもしっかり後半も前向きに前線から守備も入ってくれました。」

Ｑ「後半開始早々に追いつき、流れがきたかなと思ったところで、20分前後からワイドにカターレが使うようになって、守りよりになったと見受けられましたが、後半の戦い方はどのように？」
Ａ「確かに時間が動いていく中で守備にまわる時間帯だなと。ただ、マイボールになった時はマイボールのところでしっかりボールを動かす事はできましたし、自分たちの時間をどうもってくるかというところでは繋いで戻す、繋いで戻すということをベンチからも声をかけながらやっていて、ある程度選手たちも判断しながら、ボールを繋いで戻す時間帯もあったのかなと思います。」

Ｑ「トータル的に見ると、それなりには流れを引き戻せたと？」
Ａ「選手たちのボールを繋ぐ意識やアクションなど、守備のところでもしっかりポジションをとって、穴をあけないでなおかつボールを奪いに行くというところを繰り返した結果、少しずつできたかなとは思います。」

Ｑ「富山の印象、どの選手を捕まえ切れなかったとかは？」
Ａ「FWの選手は足も速いし、（Ｑ　右サイド側？）苔口選手を中心に繋ぐ意識の高いチームで、前半はボールを意図的に奪うことが難しかった。相手のシステムも前節からかわったし、人の配置もかわったので戸惑う部分もありましたが、そこは修正していけたと思います。」

Ｑ「初めてのアウェイで、何か注意されたことや、選手達に伝えられたことはありますか？」
Ａ「試合前には、これまでは恵まれたホームの素晴らしい環境で2試合戦ってきたが、雰囲気はがらっと違うということと、充実した2試合戦っての3戦目は一番難しいよ、と。選手自身も試されるポイントの試合だよということはロッカーで伝えました。負けはしましたがそのあたりの選手の反応は良かったですね」