實好監督「大阪ダービーを思いっきり意識して、その中で勝利そこだけに特化して、ひとつになって戦えたゲームだったんではないでしょうか。」

Q「岩下選手のああいうアクシデントの退場の中、内田選手がCBに入って二川選手がボランチに落ちてと選手がかなり冷静に対応し、数的不利の中うまくPK取れて勝利に向かって冷静に戦ったと思いますが、そのあたりの評価はいかがでしょうか。」
實好監督「そうですね。あの直後から選手たちが自分からポジションを“こうでいい”とか、戦い方を“こうでいいですか”と選手からアクションしてきて、それが本当に選手たちが考えたアクションに対してスムーズにプレーしてくれました。よかったです。」

Q「J3という今まで経験のない戦いの場を4試合経験したということですが、チームにとって参入前にいろいろなプラスの部分もあれば、逆にマイナスな部分も予想されたと思いますが、ここまで4試合戦ってみて選手の変化や、さらにトップチームに対する影響といったそういう意味でのプラス、功罪をどんな風に考えていますか。」
實好監督「J3のチームができて、今のところマイナスなところは感じていません。もう全てがプラスに、選手たちにもプラスに変換していくような心構えをさせていますし、悔しさでも、いろいろな、荷物運ぶことにしろ全てのことに対して、いろんなところで悔しさが出るんですけど、そこを力に変えれている選手たちがいるので、今日のスタジアムの雰囲気もプラスになることばかりで、選手たちにとっては素晴らしい環境でやれていると思います。」

Q「先ほど岩下選手の退場の際に、選手のほうからポジションを“こうしたほうが”という話でしたが、内田選手が自分がCBに入るとおっしゃったということでしょうか。」
實好監督「そうですね。内田が“僕下がりますよ”というのと、あとは堂安がボランチの方がいいか二川がボランチの方がいいかそこのジャッジは僕がして、二川をひとつトップ下からボランチに下げたんですが、その中でもみんなスムーズに動いてくれました。」

Q「先ほど、大阪ダービーを思いっきり意識したということでしたが、J3ですがJリーグで2年ぶりの大阪ダービーでしたが、実際に戦っていかがでしたでしょうか。」
實好監督「基本、いろんなことをあまり意識しないんですけど、選手たちも今週ダービーを意識した発言もありましたし、今日のミーティングでも言ったんですけど、大いにダービーを意識させるミーティングにしましたし、そこでどんな戦いにも負けないメンタルを持ってみんながやってくれて、サポーターたちの雰囲気作りも含めてやっぱり大阪ダービーは違うなと、素晴らしいゲームだったと思います。」