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試合日程・結果

AWAY
明治安田生命J1リーグ 第31節
2018.11.3(土 祝) 16:00キックオフ
vs.浦和レッズ
埼玉スタジアム2002
試合終了
浦和レッズ

1

-

3

ガンバ大阪
0
前半
1
1
後半
2

49 ' 興梠慎三

43 ' 小野瀬康介

62 ' ファン ウィジョ

69 ' アデミウソン

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試合後監督コメント

監督

宮本監督「調子の良いレッズとやるということで、我々も連勝をしている中で、こういった相手とやるという事は自分たちの力が試されると思って試合に入りました。前半は狙いとしていたものも少しはできましたけれど、相手の出足もよく我々のディフェンスも少し甘さがあって、少し後手を踏むような展開が続きましたけれど、小野瀬の素晴らしいシュートが入って形成を一気にこっち側に持って来れたかなと思います。後半はもう少し守備をしっかりやろうという中で入りましたが、開始5分でやられたところは反省しないといけないと思います。ただ、そこからもう一度スイッチを入れて、皆が相手ゴールに迫るという部分、これは練習の中でたくさんトライしていたいい距離感でボールを動かしながら、相手ゴールに迫るというところができた点では非常に良かった。1-1の後は良かったなと思います。ウィジョのゴールに関しても本当に素晴らしいゴールだと思いますし、個人の力を持ってして勝ち点3につなげていったなと思います。試合の締め方に関しても3点目を取れたのである程度、余裕を持って終えることができたかなと思います。」

Q「前半狙いとしていながらできなかった部分と、後半うまくいった要因をどう感じていますか。」

宮本監督「前半はボールを奪った後、簡単に失うことだったり、ボールをサイドに持っていった後の、最後のFWのポジショニングだったり、中盤の選手の顔の出し方であったりがあまりよくなかったですね。後半に入って前半、守備の部分での甘さもあって1つ難しくなった要因だなと思います。後半は、さっき言ったような点を取られてからの互いの距離感であったり、倉田がちょっとポジションを変えながら中央に行くことによって、左サイドを開けた部分を藤春がより使えるようになったことで、そこで数的有利をうまく作れたので右サイドで深く行くことも多かったですし、そこで引きつける分、アデミウソンが降りて来てフリーになったり。まあ、アデミウソンとウィジョの位置をちょっと変えたところもありましたけど、その辺で押し込んだ分、遠藤ないし今野がああいう風にボールを扱うシーンが増えてよりサイドの深いところに持っていけたかなと思います。」

Q「加入後ずっと先発して来た渡邉選手がベンチスタートで、アデミウソン選手とウィジョ選手の組み合わせになりました。この2週間、いろいろな組み合わせを試して来た中でこの組み合わせになったと思いますが、期待されたことと今日の評価を聞かせてください。」

宮本監督「期待したことは彼らの2人の呼吸の合うところですし、スピードも出しながら、相手ゴールに迫るというのが狙いとしてありました。ただ前半はちょっとお互いの距離が遠くていいコンビネーションが生まれなかったんですけれど、後半そこが改善されたところがあったので、より攻撃に、前半よりもさらに奥に進めるような攻撃を作れたと思います。評価に関しては互いに得点していますし、FWに渡邉も一美も含めていい選手が、いい競争をしていると思いますから、基本的にそういったコンビネーションを考えながらでも調子のいい選手、この試合に勝つための組み合わせを考えながらやっているので、また次は湘南を相手に色々と考えてやりたいと思います。」

Q「この連勝は今野選手の先発復帰から始まっていますが、今日の試合を含めて今野選手がチームに与えている影響を教えてください。」

宮本監督「今野が帰ってくること、その存在自体が選手、またチームに安定感をもたらすと思っています。要所での球際の強さも後半なんかは見られて、そこが相手ボールにこぼれるのか、自分のものになるのかで流れも変わると思いますけれども、そこが彼の力で自分たちのものに出来る事が今野の復帰以来増えていると思います。あとは遠藤が前に行った時のバランスを取れる部分もこの連勝中によく見えていると思います。」

Q「これでほぼ残留が確実になって、目標とされていたことが達成されたと思います。それについてのコメントと、今シーズン最後までの目標をお願いします。」

宮本監督「まず2つ目の質問の答えですけれど、3試合全て勝つつもりでホームで後2試合ありますし、アウェイの柏戦もしっかりと勝って、シーズンを出来るだけ勝ち点を積み上げて終わりたいと思います。残留に関してはまだ数字上はわからないですし、1戦1戦というところは変わらないですけれども、トレーニングを積む中でまた、試合をこなして行く中で、選手に変化も見られて、やはりトレーニングの質を上げることで試合のレベル、プレーの質をあげることが勝利につながるということは選手にずっと言ってきて、それが9月ぐらいから、まあ8月は連戦が続いていたので練習をする時間が確保できなかったですがそこが戻って来て、また今野の復帰であったり、いろいろな要素があって、また連勝することで選手に自信が戻って来たいい流れにあるのかなと思っています。」

Q「さっきの質問と関連しますが、残留争いではプレッシャーもあったと思いますがそういう中で選手の成長をどういうところに感じられましたか。」

宮本監督「選手に一番最初のミーティングで言ったのは、自分たちの持っている、皆の持っている力を、ピッチ上で出すこと、状況は好転して行く。それは間違いないという話をして、それを取り戻すために例えば、フィジカルコンディションをあげることであったり、プレーの質、攻撃において例えば、ボールを動かすためのポジショニングであったり、話せば細かいですが、攻守に関しての約束事であったり、コンパクトにするという点が改善されてきているので、それがトレーニングをすることによって、みんなの意識も変わって、そこにトライする。そして本来の自分たちはこういうものだったというのを思い出しながらやれているのは今日の試合でもたくさんあったと思いますし、それがさっきも言いましたけど、いろんな要素も重なりながらこういった状況につながって行ったと思います。」