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明治安田生命J3リーグ 第10節
2019.6.2(日) 14:00キックオフ
vs.藤枝MYFC
パナソニック スタジアム 吹田
試合終了
ガンバ大阪

3

-

1

藤枝MYFC

77 ' 髙木彰人

90+5 ' 奥田勇斗

90+6 ' 髙木彰人

5 ' 鈴木準弥

試合後監督コメント

森下監督「今日も天候が少し悪い中、たくさんの人に来ていただいて本当に感謝しています。ゲームに関してはユースの選手が今季一番、多かったですかね。でもその中で、最初の失点は僕の説明不足で、全体の特に逆サイドの相手のシステムに対してミスマッチが起きるので、クロスに対しての守備のポジションの取り方がちょっと曖昧になって、失点しましたけど、あれはまた修正して。
でもゲーム全体としてはよくコントロール出来ていたし、でも前半はボールは持っていましたけど少し焦って、角度の悪い方、悪い方にボールを入れて奪われて、森島選手を使われてという形だったので、ハーフタイムで少し修正したらやはり能力が高い選手たちなので、そこのアングルの部分を理解して。でも一番はあのメンバーでゲームをコントロールして、結果3点取れたというのはすごく大きなことだと思うし。本当に選手たちにも言ったんですけど、今まで過去何年間かユースの選手が出て、やっている時とは違うよと。上の4人が道を拓いてくれているので、1ヶ月、2ヶ月前までは一緒にやっていたメンバーが本当に昨日もハイパフォーマンスでやっているので、みんなも夢じゃないよという話はしているんですけど、本当に夢じゃないと思わせるようなパフォーマンスを出してくれたんじゃないかなと。だから練習をまた、これで自信も、練習をやっているとこうなる、という風に持っていけるので、またより一層練習をしたいなと思います。」

Q「初出場となったコンチャ選手と奥野選手の評価を、前後半で少しポジションも変えましたが、彼らについてはどうでしょうか。」
森下監督「奥野はちょっと今日、サイドバックがいなかったので急遽、左サイドバックをやってもらいましたけど、福田湧矢も最初のころはポジションを取っていなくて、左SBで沼津戦は出たと思うんですけど、その時のメンタリティが、福田は僕は出られるんだったらどこでもやりますという立ち位置で、すごく素直にやったよ、という話をして。そしたら結果今、こうなっているよという話をしてそしたら、本人はすごく前向きにやってくれたと思います。でもボランチに入ってからの方が彼の良さは出たと思うし、今のトップでやっているシステムだと、やはり奥野とかはすごく活きるんじゃないかなと。もともと走力はあるのでもっともっとサッカー的な判断を上げていければ。でも、モモカン食らって足を引きずって、こっちにアピールしているようではまだまだだし、そこは甘いかなと。
コンチャに関しては、昨日急遽上からリクエストがあって出ることになったんですけど、本当は最初、前でトップで使いたかったんですけど、やはりなかなかサイドに、ワイドの高いところに起点が出来なかったので、そこで彼にボールを持ってもらいたいなと。もっとコンディションが上がってきたら、あそこから突破もあると思うし、彼ももっともっと良くなるんなじゃないかなと思います。」

Q「得点シーンなんですけど、その少し前に高木選手と川﨑選手に少しアドバイスを送っていましたが、川﨑選手から高木選手へのスルーで決めましたけど、何か策を講じたということでしょうか。」
森下監督「どうしてもボールは持てるんですけど、自分のポジションを崩しすぎて結果、ボールが入った時に誰がどこにいるかを探すのがすごく遅くなっていたように見えたので、もう一回ちゃんとポジションを取れと。そしたら0,0何秒ですけど仕掛けが早くなるので、だから川﨑にはもう1回高いワイドをとって、髙木にはその脇を狙えと。そこはもう言えば彼らはすぐにわかるので、またそういうトレーニングをしたいと思います。
奥田とはすごく緊張したと思うけど、でも僕は1月も3年生はみんなこっちで練習したんですけど、奥田のサッカーセンスと判断力はすごくいいものを持っているなと。SBでちょっと置いておくのはもったいないなと。だからこっちではボランチでもトレーニングさせているんですけど、彼はすごく賢い選手で、前にバイエルンにいたラームみたいなすごく判断力の高い選手なので、まだSBだけでなく、ボランチとか真ん中もできるんじゃないかなと、慣れてきたら。あそこでなかなかスプリントをかけられるのはサッカーセンスがないと、あのシュートと、自信になったんじゃないかなと思います。」

Q「監督が試合前からユースの選手を使っても十分やれる手応えはあるとおっしゃっていた通り、食野壮磨選手からのパスから髙木選手の得点が生まれ、奥田選手が決勝点を決めました。今日の試合はユースの選手が単なる穴埋めでなく、平均年齢で10歳違う相手に対しても十分やれる手応えを掴んだという意味でも大きな試合だったと思うのですが?」
森下監督「藤枝は上位、今日うちに勝ったらもしかしたらトップの可能性もあったし、経験もあったし、正直どういうゲームになるのかなというのはあったんですけど、でもやはり試合が進むごとに慣れてきたのはすごく最近は、週に3日練習ができているので彼らと一緒に。その部分も含めて、彼らにも(食野)亮太郎たちがいたときと同じような練習をしているので、練習の中で違いが出てくればトップチームでもやれるよ、とは言っているので。すごく意識高く(練習が出来ている)。こうやって結果がつくとより自信もついて、やれるんじゃないかなと思います。」

Q「監督もおっしゃっている通り、チームにいい刺激が満ちている中で、1-1からさらにギアを上げて突き放しにいけたのはメンタル的にもコンディション的にも相当チームの勢いとかを象徴しているように見えましたが。」
森下監督「やはり練習しないとダメですね。最後走り切るのもそうだし、ボールを奪いに行くメンタリティもそうだし、やはり今は彼らは試合の方がたぶん楽だと思うんですけど、それぐらいの意識で本当にもう技術が高い選手ばかりなので、あとは相手より走って、戦って、相手の嫌なこと、怖いことができるようになれば、もっともっと、もうトップチームにうちのアカデミー出身の選手がたくさん出ていけるんじゃないかと思います。」