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明治安田生命J3リーグ 第11節
2019.6.9(日) 14:00キックオフ
vs.カマタマーレ讃岐
パナソニック スタジアム 吹田
試合終了
ガンバ大阪

2

-

2

カマタマーレ讃岐

40 ' 髙木彰人

84 ' 芝本蓮

3 ' 我那覇和樹

20 ' 西弘則

試合後監督コメント

森下監督「今日はもう本当に、たくさんの人に応援に来てもらったのでやはり、こういうゲームは勝たなきゃダメだと伝えました。たくさんきてくれている時こそ、やはり自分たちのサッカーをして勝ちきることでまた、足を運んでいただけると思うので、そこはすごく残念です。
ゲームに関しては、最初の20分、特に守備のところでちょっと相手のポジションの取り方で、ユースの選手が今日6人いるというところで、少し受け身になって、それを修正できないまま、ミスも絡んで失点したんですけど、崩されてと言うか、自分たちで何とでも修正できる部分なので、またそこは、トレーニングも意識させながらやりたいと思います。
その後、前半の途中から後半は、ほとんど自分たちがコントロールできたので。ハーフタイムにこちらが促して、自分たちで気づいてやれる力はもう十分あるので、そこをもっと早い段階でグラウンドの中で自分たちで解決できるようになれば、もっともっといい選手になると思うし。でも、後半のチャンスの数からすれば勝ちきらなきゃいけないゲームだと思います。
今日は18歳代ちょっとかな、初めてプロの選手をサブに置いて、ユースの選手をスタートで使いましたけど、本当にユースの選手はもう素晴らしいプレーを見せてくれていると思います。これを続けてチームとしての力が上がっているというのは、個人の力が上がっていると思うので、また練習を続けてやりたいなと思います。」

Q「監督もおっしゃったように前半の早い段階で失点後、少し守備陣が怖がってプレーしているような印象を受けました。その試合中にその守備に対してどのような言葉をかけられたのか、あるいはハーフタイムも含めて守備に対してどういう修正をかけられたのでしょうか。」
森下監督「一箇所というわけではなかったので。まずスタートのポジションのところで、相手が自分たちの背中にスタートポジションを取ってくる、そしたら人に引っ張られる、人に引っ張られた状態で自分たちが行かなきゃと思って出て行って、ボールが中途半端なプレッシャーになる。左サイドは西村はもともとCBの選手なので、あそこの高橋と二人のところで、CBがSBをやるとやっぱり、ちょっと出るのが難しくなるので、そこは僕のちょっと判断ミスもありますけど、でも言ったら理解できたので。あそこで松田を含めて西村を押し出せるようになれれば、やっぱり17番の選手が少しフリーな状態になって、それを気になって今度はワイドの高い、速い選手がフリーになると。そこをハーフタイムに説明したら、もう何事もなくやれたので。やっぱりうちの選手は走れるので、もっと走りっぷりをみせるぐらいの、どうしても押し込まれると受け身になってしまうので、そこはいつも点を取るための守備だと言っているので。でもちょっと、今までにない20分ぐらいのユースの選手にとっては特に、強度だったので。J2に近い、だからいい経験になったかなと思います。」

Q「監督がおっしゃったように前半20分ぐらいまでの相手の強度という意味では相手の守備の強さもあって少し、パスがずれる場面もありましたが、ああいう基準を体感したことが今後の練習、意識につながっていくのかなということが1点。あと、讃岐は今季2失点以上していないチームに対して、後半は3、4点入っていてもおかしくないくらいガンバの形で崩しましたけど、そこに対しての手応えも教えてください。」
森下監督「最初のところは、強度もそうですけど、ちょっとスタジアムの雰囲気がいつも以上に、相手のサポーターの方も多くてちょっとテンションが高い分、より受け身になったところもある。ハーフタイムにこれぐらいでストレスがかかっているようじゃ、ダービーだとか埼玉スタジアムなんかで絶対できないから、という話をしましたけど、そこは経験として。
僕らの目指しているGAMBAISMですかね、ガンバのスタイルからしたら、点を取られることはあると思うんですよ。もちろん、ゼロで行った方がいいけど、2点ぐらい取られてやっぱり、3点、4点返せるチャンスがあったわけだから、やっぱりあれを、3-2、4-2、5-2で終われるぐらいになるとやっぱりこの、ガンバのスタイルはまだまだ蘇ってくると思うし、やっぱりそういうのを選手にはより強く、チャンスがなかったらこれは全然ダメなんですけど、あれだけいい形でシュートを打っていて、まあでも外し方が悪くないので、また練習したいと思います。」

Q「前半、讃岐右サイドに押し込まれましたが、2点取られてからは左サイドの川﨑選手と食野選手のポジションを入れ替えてうまく修正されたようにも見えましたけれど。」
森下監督「あれは守備もありますけど、攻撃の部分で、後半もチョロチョロと色々変えましたけど、彼らはどこでもやれるし、やっぱりボールの持ち方がそれぞれ違うからポジションを変えることで相手も嫌がるし、そこは彼らが力があるが故にできることなので。でも守備のところはもっと賢く、多分初めて、ユースだとあんなことないから、恐らく。すごくいい経験になったんじゃないかなと思います。」

Q「今日はユースの選手を6人入れてこられたということですが、今日の試合はU-23のチームにとってどんな位置付けだったのか、それと讃岐の戦う前のイメージと戦った後の印象を教えてください。」
森下監督「ユースの選手は前回のホーム藤枝戦もそうですし、ここにきて練習を1週間のうち3日ぐらい一緒にやれているので、そういう部分では彼らの力というか、本当に僕自身も分かってきたので、本当にもう十分、練習を見ているとこれぐらいはやれるなと。前回の試合の後も言いましたけど、うちのアカデミーはやっぱり、ものすごく力のある選手が、ここの選手以外にもたくさんいるので。それはこのガンバのアカデミーのやっぱり強みというか指導者の方が一生懸命、長い時間やられていい選手がこうして出てきていると思うので。もっともっといい選手はいるんですけど。本人たちが夢だったのが、ちょっとずつ近い場所になってきているんじゃないかなという風には見受けます。練習を見ているとやっぱり、俺らもやれるんだぞという意識が見えるので、これをやり続けていけば、たくさんアカデミーの選手がトップの舞台に立つチャンスはあるんじゃないかなと思っています。
讃岐に関してはスタイルを構築して行こうという風にやられていると思うし、上村君になってそうやってやられているのはわかっていたし、でも我那覇選手を使ってきた時点で、前の試合負けているところで、もうこれは勝負にきたなと思いましたけど。やっぱりそこで何回かポイントを作られて、でもやっぱり、うちの選手より5kgか6kg、皆体重が重いのでそこの部分でなかなか難しさはあったと思いますけど、逆にうちの選手はよくやったかなと思います。」