森下監督「天候の悪い中たくさんの方々に足を運んでいただき感謝しています。ゲームに関しては、甘いといいますか、最初の失点がすべてを表していると思います。ここ2試合流れがよくプレーができた感じでゲームに入ったのが甘さにつながりました。1点取られると難しい状況になるのは分かっているので、試合への取り組み方、試合への入り方、1試合の重みを若い選手たちに再確認させたいなと思います。」

Q「今日は選手の数が１４人で、ゲームプラン的には難しい試合だったと思うのですが、森下監督としては相模原に対して、どういう風に戦っていこうと考えていましたか。」
森下監督「特にどういう風にっていうことはないです。私たちは相手の対策をする練習はできません。毎日１０人くらいで練習していますので。試合に関しては、まず自分たちのやるべきことをやらなければ、相手にもキャリアのある選手たくさんいますので難しくなることは分かっていました。ワンプレーに対するひたむきさ、こだわり、その辺がまだまだ足りないと思います。ですので、相手がどうとかではなく自分たちの問題だと思います。」

Ｑ「今日先制点を決めた稲本選手は森下監督は現役時代に一緒にプレーされていると思います。今日、相手として戦った稲本選手に対してコメントいただけますか。」
森下監督「僕は稲本選手がデビューした１７歳の頃から知っていますけど、まだ彼が元気にグラウンドに立って、彼の後輩であるユースの選手がたくさんいて、彼と試合ができるっていうのは幸せだと思いました。選手たちには言いましたが、彼くらいのレベルになると勝負所といいますか、勘といいますか、そういったところは絶対に逃さないですね。そのことを選手たちは先輩に教わりましたね。やっぱりそういう勝負所を分かっているっていうのが代表クラスだと思いますし、アーセナルまで行った選手ということです。身をもって伝えてくれたのではと思います。なによりも元気そうで嬉しかったです。」