森下監督「今日も遠いところ、ガンバ大阪のサポーターの方々にたくさん来ていただいて本当に感謝しています。それと熊本の方々にも、うちのユースの選手たちが経験したことないような素晴らしい雰囲気を作っていただいて感謝しています。ゲームに関しては、あれだけゲームをコントロールしたなら、1点は取りたかったです。それでもよくやったなと思います。攻守に自分たちからアグレッシブにプレーできました。食野亮太郎や今トップにいる選手たちがいた1-2で負けた前期の試合よりも断然良い内容でした。事情を言うと、今日出場したユースの選手の3人はユースでもサブの選手です。そう考えると長年育成の指導者の方々が本当に頑張ってくれていて、たくさん可能性のある選手が出て来てくれていると思います。彼らの目指すところは、トップで、J1で、アジアでタイトルを取ることです。そういう意味では、良いサッカーをしたけど勝てなかったでは済まされないので、こういうゲームをしっかり勝ち切れるようにまたしっかりトレーニングをしたいなと思います。」
Q「若い選手たちがどんどん海外に出て行ったりする状況の中で、今日出場していた選手でも48番の中村選手はすごいポテンシャルを持っていると思うのですが、彼に対する監督の評価はいかがでしょうか。」
森下監督「今のグループが来たのは8月末でまだ1か月ちょっとしか一緒に練習はしてないのですが、そう考えると中村だけではなく他の若い選手たちも、一つ言うと理解するスピードがものすごく早いです。16000人の前でプレーできたことは彼らにとってすごくプラスになったと思います。そしてすごく悔しがっていました。こういう相手でも自分たちから崩していけるようなスタイルがもともとガンバのスタイルだと思っています。中村だけでなく、まだまだ大阪に15・16歳の素晴らしい選手がいるので、より一人でも多くの選手をトップチームに送りたいです。僕らはトップチームを勝たせるのが一番の使命なので、宮本監督が選択できる選手を一人でも増やしていきたいなと思います。」