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明治安田生命J3リーグ 第28節
2019.10.27(日) 14:00キックオフ
vs.セレッソ大阪U-23
パナソニック スタジアム 吹田
試合終了
ガンバ大阪

1

-

2

セレッソ大阪U-23

50 ' 中村仁郎

83 ' 安藤瑞季

90+1 ' 中島元彦

試合後監督コメント

森下監督「今日も本当にいつも以上にたくさんの方に来て頂いて本当に感謝しています。試合に関してはハーフタイムに言いましたけど、1試合を通して前線のまだまだアクションの強さがこのグループの中だと足らないかなと。こういうゲームになると一つポイントを作って相手と入れ替わったりとか、1点目なんかはいいボールが入って典型的な形だったと思いますけど、ああいうシーンをもっともっと増やしていかないといかない。
1点取ってから、やっぱり、どうしても1点守りたい、でもその中でもいい守備でマイボールになって、チャンスになりそうな気配はありましたけど、そこでやはりロストする。あとは、相手のもっと背中にボールが入りそうな雰囲気のところで、一つ躊躇して横パスになって、相手がまた戻る。やっぱり自分たちがやろうとしているサッカーからするとそこの質をもっともっと、質と強さですね、上げていかないといけない。相手はサブにも藤尾くんなり、安藤くんがいて、前線にオーバーエイジもいて、プラン通りFW4人で圧をかけて来たと思いますけど、うちはもう編成上、FWが前線がいないので、今いるメンバーがより強くなるためにもっともっと、まずプレーする勇気のところから植えつけていかないといけないかなと思います。」

Q「先制してから後の展開では相手に少し圧を持って攻撃を仕掛けられるシーンが多かったですが、あの時間帯の戦い方をどうお考えですか。」
森下監督「戦い方というか、前線がいればあれですけど、ああいう状況で今言ったように耐えられる力も大事だし、1失点目なんか勿体ないし、やっぱり今いるメンバーの中で、もっともっと言っているのはボールが動いている時の準備をもっと上げないといけないし、その前のシーンでも左サイドでマイボールになりそうなところで、山口が足の裏を使って、中途半端なファーストタッチになって内側にボールを落としてまた守備になるとか、やっぱりボールの無くし方がすごくルーズ。山口だけじゃないですけど、やっぱり自分が逃げて、少し横に逃げたりとか、自分から動き出さないでリアクションになったりとか、そういう部分が増えてくるとやっぱり相手も前向きに守備をしてくるので、蹴りかえさないといけないとか。そこらへんのもっともっと、普段の練習からワンプレーの大切さをもっと意識してやらなきゃいけないかなと改めて思いました。」

Q「1対0になった後、前線に川﨑選手をあげて、白井選手をサイドに配置されましたが、その狙いは監督がさっきおっしゃった前線にボールが入らないということを受けての狙いだったのでしょうか。」
森下監督「白井が悪いというよりは、今日は川崎の出来がものすごく悪かったです。とても、とても悪かった。やっぱりもっともっと、プロとしてまあ、塚元もそうですけど、中村もそうですけど、前線でうちのトップチームで生きて行こうと思ったら、やっぱり外国人もいるし、宇佐美とか渡邉とか代表クラスの選手もいるわけだから、今ぐらいのひ弱さだとやっぱりなかなか、自分がやりたいポジションでできないかなと。だからもう、白井に少し左サイドに言って、川崎を真ん中で少し動くスペースを与えてやって、回復させようかなと思いましたが、最後まで少しパワーがなかったですね。」

Q「川﨑選手は少し、いつもの彼らしさがないように思いましたがコンディションが悪いのかなと思ったのですが。」
森下監督「それは言い訳にしかならないですね。ダービーで、コンディションがどうのこうのだとか言っているようだったら、それこそハーフタイムに言いましたけど、サブの選手がいるんだったら、前線を何人でも変えられるんだったら全員交代だと言いましたけど、それぐらい前線にパワーが、パワーというかもちろんボールがない時の準備もそうだし、動き出しもそうだし、CB2人とボランチ2人は本当に、谷を含めて5人はよくやっていたので特に前線の4人のパフォーマンスが情けなかったですね。」

Q「なかなか勝てない試合が続いていますが、勝利するために彼らに求めていきたいことを教えてください。」
森下監督「今もちろん勝利というと相手も自分たちより、今日でもね、相手が平均年齢2歳上ですかね。他のチームでいうと10歳上とかは当たり前で、そういう中で自分たちがこうやってやらせてもらっている意義をもう一度みんなで再確認して、一つは育成、トップに上がるという大前提があると思うんですけど、そのトップに上がってやっぱり、トップは勝たないといけないし、チームを勝たせるためにゲームの中でどういうことが大切になってくるのか、それはいつも言っているように公式記録に残らない部分、一歩足を寄せたりとか、一歩準備したりとか、セカンドボールを拾ったりとか、セカンドボールとかは記録用紙には載らないんでね。やっぱり勝負はそういう記録用紙に残らないところが勝負なので、今日なんかももしかしたら、1点目なんかも本当に自分が正対して、いつも言っているんですけど、シュートブロックを横に逃げるとああいうことが起こりうる。体の当たる面が角度がつくので、正面で自分が構えていたら、お腹なり胸に当たっていたかもしれないし、そういう本当に細かいところ、記録に残らないところをもっともっと徹底して、特に負けている試合、うちの試合はセレッソさんより得失点でいうとめちゃくちゃ多いんですよね。でもこの順位というところは、僅差の試合で負けている証拠なんですよね。特に2対1というのがものすごく多くて、うちは3失点以上はほぼしない。2対1で負けるか1対1で引き分けるか、ほぼそういう展開なので。やっぱり今いる若いメンバーで自分たちのサッカーをやりながら、やっぱり90分全部そういう時間というのはできないと思うので、今日みたいな状況でも全員で耐えるなら耐える、カウンターを打つならカウンターを打ちに行く、やっぱりそれを育成とともに勝つための、それはもうやっていくしかないと思うんでね。やっぱり、なかなか、年齢が上がってもそういうことは難しいところもあるし、でも若いうちからそういう勝負のツボ、勝負は細かいところにあるだというところを、ただ負けたんじゃなくて、こういう状況になった時こそ、皆で分析して習慣づけていけたらと思います。」