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明治安田生命J3リーグ 第32節
2019.11.24(日) 15:00キックオフ
vs.ザスパクサツ群馬
パナソニック スタジアム 吹田
試合終了
ガンバ大阪

0

-

1

ザスパクサツ群馬

53 ' 飯野七聖

試合後監督コメント

森下監督「今日もたくさんのガンバのサポーターの方に来ていただいて本当に感謝しています。ゲームに関しては選手はよくやったな、と思っています。前半の髙江の1対1、やっぱりああいうのをこういう堅い相手に対しては絶対に仕留めるべきですし、あの失点も少しルーズになって失点しましたけど、その前の選手に言いましたけど、左サイドでのボールの動かし方、ボールの状況に対しての全体のアクションの判断の優先順位、そこがちょっと悪い判断になって相手ボールになって、逆サイドに持って行かれて、失点したと思うんですけど、まずそこのマイボールの部分を、ボールを持っている選手、持っていない選手を含めてもう一度、整理して選手に伝えたいと思います。
ああいう展開になると、1-0になると相手ももう勝つことに必死だと思うし、なかなか世界的にも引いた相手に対して崩すのは難しいと思いますけど、でも16.5mのペナルティエリアの幅になった時に、うちの選手なんかもそうですけど、そこでもう背中を取る場所がないという発想ではなくて、やっぱりミドルシュートを含めて、前向きにボールになったら、やっぱり背中を取りに行く。二川選手なんかよく出しましたけど、ちょっとループというかロブみたいなパス、そこのパスコース、まあずっと練習でも言っているんですけどなかなか、その習慣が、やっぱりグラウンダーでなんとか通してやろうというのがあって、そこも背後があるんだというのをもっともっと促して、パスコースを増やせると。そしたら動き出す選手も増えてくると思うので。
また選手は練習して練習して練習して、僕は選手のために働いて働いて働いて、それをやり続けて、でも、秋田戦よりは断然にいいゲームだったので。群馬さんの執念が上回って、結果的に言うとね。プレー自体は全然問題ないと思いますけど、結果的には上回って、おめでとうと言いたいところです。」

Q「相手の完成度を考えると前半から難しい展開になるとは予想されたと思いますが、スコアレスで迎えた中でのプランについて教えてください。」
森下監督「前半の途中から、最初は少しプレッシャーもかかってミスも出ていましたけど、前半の途中から最後の方には相手が疲れて来ているのは見えていたので、いいボールの動かし方もあったし、そこはやり続けて。
あとは細かいことは言えないですけど、ポジショニングの取り方を後半少し、白井を入れて伝えました。やっぱりどうしてもボールに、ボールに寄って言ってしまう習性がうちの選手にはあるので。やっぱりグラウンドをどうやって相手の状況を見て使うのか、相手のどこの場所を狙うのかというのを、もっともっと意図的につかんでくればもっと効果的に、最後下がられた時もそうですけど、そこら辺をまたトレーニングでやって、まあなかなか11対11の練習ができないので、そのシチュエーションを作るのが難しいですけど、ボールサイドでそういう部分を。
でも相手もこういう状況の相手に対して、今日も半分ユースの選手でしたけど、やれる環境は本当にありがたいし、こういうゲームで勝ちきれるようになっていくと自分たちのサッカーで、そしたらもっと成長するだろうし。でも、これは言いたいんですけど、忘れてもらっては困るのはこの4年間、おそらくJ3をやって、これだけユースの選手が出ているシーズンはないと思うんで。ましてや、Jユースで主力がJ3にいて、出ていない選手がJユースの決勝に行っていると言っていましたが、逆なんで。こっちの2年生の方が、サブでやっている選手ですし、そう考えるととても未来があると思うし、本当に當麻もすごくよくなってきているし、村上も左サイドでやればやるほどよくなっているし、本当にそこら辺は積み重ねてやっていきたいと思います。」

Q「今日は唐山選手がU-17ワールドカップを帰ってきて、彼もU-17ワールドカップで悔しい思いをして得点に飢えていると思いますが、彼に試合前にどのような要求をされたのか、そして来年から飛び級でトップと契約する中で、J3ではしっかりとプレーできないといけないと思うのですが、ここから彼が成長するために必要なことを教えてください。」
森下監督「それは、代表に行く前もそうですし、帰って来てここ1週間トレーニングしたのもそうですけど、彼に僕自身が思うのは、やっぱりボールが動いている時にいかに状況を予測して、相手が嫌がるポジションからスタートして、強いアクションを起こせるかどうかだと思います。まだそこら辺がふわっとしていることもあるし、でもすごく難しいボールを起点にする力もあるし。
一番いいのはやっぱり相手の背中を取りに行く時の力強さというか、昨日の2点目、1点目もそうですけど、やっぱり前線の宇佐美とかアデミウソンとかはアクションが強い。それはもちろん中村もそうですけど、やっぱりどうしてもふわっと動いちゃう。ふわっと動いちゃうと角度が出し手からすると見えなくて、どうしても線になるので、出し手からすると恐らく相手につかまっているように見えると思うし、同じ方向に動く相手とボールと相手と同じ方向に動くことがすごく多い。やっぱり相手の状況を見て、相手の逆に体をぶつけて、入っていけるように強いアクションを出していければ。そこはもうトレーニングしかないと思うので。もともとボックスのところでは強さは発揮できると思うので、やっぱり、前半なんかも相手が圧をかけて来た時にどこでポイントを作ったら押し返せるとか、まだまだそこの判断もそうですけど、まだ動き出していない状況もたくさんあるし、スタートポジションが意図的じゃないところもあるし、もう十分得点を取る才能はあるので、そういう部分を上げていくとより得点につながる確率が高くなるのではないかと思います。」