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試合日程・結果

AWAY
明治安田生命J3リーグ 第34節
2019.12.8(日) 13:00キックオフ
vs.FC東京U-23
駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場
試合終了
FC東京U-23

5

-

1

ガンバ大阪

24 ' 宮崎幾笑

32 ' 原大智

59 ' 原大智

67 ' ナッタウット

69 ' ナッタウット

48 ' 唐山翔自

試合後監督コメント

森下監督「今日は昨日の浦和戦からそのまま残っていただいて来ていただいた方もいると思いますし、大阪から来ていただいた方もいると思います。たくさんの方々に来ていただいて本当に感謝しています。ゲームに関しては、うちのチームはユースの1、2年生がほとんどなのですが、ボールが無いところの準備含めて、ボールサイドの攻守含めて、そこの局面で瞬間的に準備が遅くなったり、弱気になったり、対応が遅れたりしていました。点差ほどの内容ではないと思いますが、そこの局面の所がまだまだ足りません。こういうレベルでやったことのない選手がほとんどなので、彼らにとっては本当に良い教訓になったかなと思います。あとはボールの後ろにばかりつくサッカーではなくて、もっともっとゴールに向かうサッカーをするためのファーストタッチだとか、ポジショニングだとか、動き出しだとか、この部分を今年1年鍛えていたのですが、自分から動き出すアクションの所がまだまだ弱いかなと思います。それが出来ている選手がヨーロッパに行ったり、トップチームに上がったり出来ていると思います。この若い選手たちには今日の試合を糧にしてほしいです。さっき選手たちには言ったのですが、F東23の原選手や、矢島選手やユ インス選手みたいなトップを狙うクラブのサブに入るくらいの選手のレベルが今日分かったと思います。彼らを超えていかないとなかなかトップチームのピッチに立てないと思うので、まずはそこを基準にして越えられるようにまた来シーズン頑張っていきたいと思います。」
Q「ユースの1、2年生がほとんどという話があったのですが、今シーズンスタートした時と今ではかなりメンバーが入れ替わりました。U-23チームはトップに選手を引き上げることだったり、その先のステージを考えたりすると思うのですが、チームとしての戦い方は難しくなったようにも見えました。その中で監督が選手に求めてきたことはなんですか。」
森下監督「今シーズンのスタートには食野亮太郎や中村敬斗がいた時に今のようなグループになることは目指してはいました。最終的にこういうグループになったことはクラブとしても選手が頑張ってくれた成果だと思います。途中から今のメンバーの1年生の中村仁郎含めて2年生の選手が来ました。彼らの技術は日本の中ではある方だと思います。その技術をいかに相手にとって脅威を与えられるかとか、ボールは保持できるがそれをいかにゴールに向けるか、という部分がまだ出来ていません。今日1点取って、年間54得点出来ていると思うのですが、得点が出来ていた時期っていうのは、食野亮太郎・中村敬斗・髙木彰人・昨日トップチームで得点した福田のような選手たちがいて、彼らなんかはゴールに向く判断・技術・それを支えるメンタリティがありました。彼らは結果を出していたのでそこの基準を彼らが作ってくれました。これくらいやれるとあのレベルまで行けるという基準です。まだまだ今のグループは足らないですけど、彼らが来たのは9月からなので、まだ3か月です。来年1月から同じグループでスタートできると思うのでそのあたりの判断力やテクニックをフィジカルが高い相手に対してプレーしようと思ったらもっともっと上げていかないといけません。特に個人のそういう部分にフォーカスをしてやっていこうと思います。」
Q「ゴールキーパーの起用方法に関してなのですが、本来であれば最初に固めるべきポジションだと思います。谷選手の故障もあったとは思いますが、何試合かすればまた違う選手がゴールを守ったりということが多々ありました。そのあたりの起用法の考えを教えてください。あと、今年は谷選手が2月、4月と肩を脱臼して精神的にも大変だったと思うのですがこの1年の彼の変化みたいなところはありますか。」
森下監督「最初の質問に関しましては、基本的には私に決定権はありません。今はトップチーム含めてキーパーが4人しかいないので、キーパーは4人ともトップチーム扱いです。前々節も林が出場しましたけど、やはり東口以外の選手のプレーの回数が確保できない中でそこはトップチームのリクエストに従っています。今日は1年間頑張っていたこともありますし、田尻が出場することになりました。谷に関しては彼は本当に最初のシーズンの入りで難しい状況になりました。オペもしてワールドユースにも行けませんでした。逆に中村敬斗がワールドユースに行って、彼がそこで活躍してヨーロッパに行きました。その間には広島の大迫選手も活躍して、とても焦る状況だったと思います。しかし、怪我が治って8月の中断期間3週間くらいの頃から本当に目標が定まりました。オリンピックのピッチに立つことです。本当に彼はすごく練習しました。周りが見えなくなるくらい自分に打ち込みました。やはり能力があるので今のようにオリンピック代表に呼ばれる状況になって、ポジションとれる可能性もあります。前回の試合もとても状態が良いように感じました。本当でしたら今日のように高さのある相手だったら谷の方が良かったかもしれませんが、そこは谷も28日に長崎で試合があると思いますし、本当にそこでポジションを取りに行くだけだと思います。今日もサブでしたがよくチームを盛り上げてくれました。彼にとったらワールドユースに行けなかったですけど、彼のサッカー人生にとってはすごく大きな一年になったのではないかなと思います。」