Q「どういったゲームプランで試合に入りましたか？上手くいった部分、上手くいかなかった部分をどういう風に感じましたか？」
宮本監督「ゲームプランに関しては、先に失点をしない、我慢強い戦いをしながら、もちろん相手の守備をこじ開けると。前半ある程度0-0で推移した中で、後半勝負どころがみえるかなというような準備をしていました。
前半の残り、あの時間帯でとられたということが試合を難しくしたと思いますし、前半と後半はまた違う、もちろん点を取りにいかないといけない状況だったので、推進力が出たと思いますけれど、前半はもう少しチャレンジすべき状況で思い切りの良さが出なかったかなと思います。」

Q「無観客で行われたということがそれに少し関係したように感じましたか。」
宮本監督「もちろんホームでやる試合のアドバンテージが感じられにくい、という印象は受けました。」

Q「交代枠ですがリードされている展開ということで早く動かれましたけれど、どんな狙いで交代カードを切りましたか。」
宮本監督「少し中盤でパワーが必要だったというところの交代と、幅広い大きなスペースをカバーしないといけない運動量が必要だったというところと、少し相手を押し込むシーンが増えて、クロスボールがあったり、もう少し相手のCBに対してスピードとパワーでプレッシャーをかける必要があるということで最初の交代になりましたし、それ以降の交代に関しても、同じように疲れてきた70分以降はフレッシュな選手をどんどん入れることで相手ゴールに迫るということでした。」

Q「Jリーグが再開したことについての今の気持ちと、改めてこれからに向けてお願いします。」
宮本監督「我々は本当にたくさんの人の力のおかげでこういう日を迎えられたことに関しては、本当にありがたくうれしく感謝の気持ちでいっぱいです。今日に関しても通常のJリーグとは全く違う雰囲気の中での試合で、それぞれの人がそれぞれの立場で大変なところがあったと思います。我々はピッチの中でしっかりとしたパフォーマンスを出すことをこれからもしっかりと準備していきたいと思います。」