森下監督「今日の試合に関しては少し攻守において、タイミングが合っていないというか、少しずれのところが大きくて、相手どうのこうのより、自分たちのところで難しいゲームでした。セットプレー2発と、失点に関してはミスからなんですけど、率直に言うと最後の15分は若い選手たちが、ユースの選手を含めて出てきて、本当に素晴らしいプレーをしたと思いますし、よく1点返しましたし。今も言いましたけど年齢が上の選手、トップからきている選手、正直言って情けないと思います。
こういう状況であれば本当に若い、まだユースの1、2年生もいますし、本当に最後のU-23のシーズンなので可能性のある選手に一人でもプレーさせて、今日の出来であれば最後の15分の方が勝負としても可能性ありますし、そういうグループにしていきたいなと思います。」

Q「今日の試合はいつもの形と違って塚元選手を含めて1トップ2シャドーのように形を変えられたように見えました。その形だったとしたら、それはガンバの良さを出すためだったのでしょうか。狙いを教えてください。」
森下監督「チームとして作っているわけではないので、あとは右のSBがいない。本当は4バックでやるのがスムーズなんですけど、本職の右SBがいない。まあ（奥野）耕平もスタートからそこをやらせるのは少し酷なので、やっぱりボランチとして成長していかなければいけない選手なので、そこはチーム事情を含めて、まあ前日にならないと分からない状況なので、そこはもう、よりいる選手でバランスよくと言う風に考えてやっています。」

Q「白井選手の負傷もあって、森下監督もメンバー構成には苦労されていると思いますが、塚元選手も気持ちは見せていましたが、必ずしも及第点ではなかったかもしれません。あの時間帯まで引っ張られたのは、監督なりのメッセージ、次に向けて頑張って欲しいという狙いもあったのでしょうか。」
森下監督「もちろん前半はすごく消極的なところもありましたけど、時間とともに回復もしましたし、やはりその部分は若い選手は本当に厳しくするときと、やっぱり本当に時間を与えてあげる時が必要だと思うので、もう（塚元）大はその厳しくする時期は去年で過ぎ去っているので。でも去年の大だとああやって回復しないと思いますし、後半途中から少しずつアグレッシブになってきたのであそこまで引っ張りました。」

Q「ここ2試合、後半盛り返してゴールまで繋げるという試合が続いていたと思うのですが、前半よりは後半の方が形を作りましたが、今日はなかなか盛り返すに至らなかった要因をどうお考えですか。」
森下監督「やっぱり普段練習していない選手がいて、それはトップから来ている選手なんですけど、やっぱりズレがとても出る。相手に対して個人で打開できるわけでもない。はっきりいってそこでノッキングが起きています。だからこそ、こっちでずっとやっているユースの選手達をああやって立たせても、なんでボールが流れるのかというのはそういう共有している部分も多いですし、シンプルにシステムプラス、そこの部分かなと思います。」

Q「今日はお客様が入った中での久々の試合になりましたが、拍手で後押しを受けての試合について森下監督はどのようなことを感じましたか。」
森下監督「もう本当に試合の前から、試合が終わってからも本当にありがたいですし、やっぱりまだ声がないのは寂しいですけども、やっぱりサポーターの方がいての僕たちのゲームだと思うので、次はまた期待に応えられるように頑張りたいと思います。」