森下監督「この間のルヴァンを含めて中3日でゲームをやって、昨日バスで8時間かけて横浜に来て、よくやったと言ってやりたいところですけれど、彼らが目指すところからしたら、やっぱりこれだけ簡単に失点をくりかえしていると、なかなか勝負事で言うと勝ち点3を取るということは出来ないと思うので、そこら辺の部分を、サッカーを含めてもう一度彼らが目指している目標というのをしっかり見定めて、設定させて、それに向けてまた練習をしていきたいと思います。」

Q「今日の5-5のスコアについて得点が取れた部分に関しては色々な良い点も出たとは思いますが、5失点の部分に関して監督としては課題を感じていらっしゃると思いますが、率直にどの辺が5失点の課題となったとお考えでしょうか。」
森下監督「相手の攻撃は終始、自分たちのDFラインの背後を狙う、サイドを狙う、それは一貫してずっと一緒だったので何を変えられたわけでもないんですけど、そこに対して、最終ラインプラスGKを含めてまだまだ休む時間があるかなと。その対応を含めてそうですけど、状況、局面の中でよく防いでいる場面もあるんですけど、やっぱり人数が揃っていないわけではないし、そこの状況によって判断を上げるところと、ボールのないところの準備をより早くするところと、やっぱり攻めている時も休んでいる状況が多いので、相手は奪ったら前線の選手に入れて来るのは終始一貫していたので、そこをなかなか自分たちで改善できなかったのはまだ課題ですね。
あとはジェフもオム（山口）も、サイドバックの元々選手で、3バックで真ん中でまだまだ時間も浅いのでもう一人は（當麻）颯を含めてユースの選手なので、そこの判断力含めて、準備含めてもっともっと準備させたいなと。
本当に簡単に崩されたというか、相手が意図的に取ったのはおそらく4点目だったかな、だけだったと思うので、自分たちがボールをロストして難しい形で守備をしてということもあったので、攻撃をもっと追求しながら、守備もそういう部分も強めていきたいと思います。」

Q「勝った前節も含めて、点を取られても点を取り返す迫力や形が徐々に出て来て、今日も狙いとする攻撃が随所に出始めているように思いましたが、手応えはいかがですか。」
森下監督「攻撃の部分は特に、このメンバーで今、2試合、3試合やれているので。でも今日のメンバーで練習をしたのは昨日だけだったので。それまではルヴァンもあってトップチームで一緒に活動していたので、その割には今まで積み重ねて来たことが、相手がどうやって来てもわかって来ているかなと。でも1点目の失点なんかはボールの入り方が悪かったり、選択が悪かったりして奪われてカウンターを食らっているのでまだまだですけど、そこの質は、次は負けていない秋田なので思い切ってチャレンジしたいなと思います。」

Q「川﨑選手は今日2得点しただけでなく、ちょっと彼のプレー自体が別格感が出て来ているように思います。もちろん、これを継続することが大事だと思いますが今のメンバーの中では別格感もあるように思いますがいかがですか。」
森下監督「さっき選手にも言いましたけど、（川﨑）修平があと3人ぐらい欲しいですね。もう本当に守備もできるようになってきたし、走れるようになってきたし、もちろん得点もアシストも本当に彼がいないとなかなか難しい状況になると思うので、本当に彼には今のプレーを続けて行ってもらいたいなと思います。」

Q「守備の点でお怒りになるのも分かりますが、唐山選手に関しては公式戦3試合連続でゴールを決めて、先日も森下監督は評価されていましたが、高校生にしてはしんどい連戦も経験しているところですが、今日の試合の評価を教えてください。」
森下監督「もう前半からもチャンスはありましたし、1試合を通してチャンスもたくさん作れるようになってきましたし、実際得点も取っていますし、守備の部分も本当に判断が良くなってきているし、本当に急速に良くなってきていると思います。何がいいかと言ったらやっぱり自分で、前半なんかまだちょっと遅い部分はありましたけど、90分を通して自分から準備を早くして、逆に攻撃はすごく準備が早くなってきている分、相手を置き去りにできる、得点以外にも今日はたくさんシーンがあったと思いますけど。（唐山）翔自もチャンスの数が増えてきているので、実際、本当に（唐山）翔自は皆、忘れがちなんですけど、まだ17歳、18歳なので、なかなか体もしんどいとは思いますけど、本当に自分から主導でサッカーができるようになってきていると思います。」