森下監督「ゲーム自体は最初、少し芝生も長くてグラウンドの状況を掴むのにもちょっと時間がかかって、プラス相手が元気で、プレッシャーをかけてきた部分で、慣れるまで10分くらいかかりましたけれど、ゲームを通しては本当によくやったと思うし、あと1点、2点を取って勝ちたかったです。」

Q「ミスでもったいない失点でしたけど、その後よく盛り返してGKのファインセーブもあった中で、形としては自分たちが狙う形でゲームを作れたのは収穫だと思うのですが、いかがでしょうか。」
森下監督「前半からたくさんチャンスはありましたし、1点しか取れませんでしたけど、ああいうミスは起こるんですけど、選手にはやっぱりボールの状況が、失点に関してですけど状況が変わるって予測した時にポジションを変えないと、ああやってフリーの相手が生まれて来るのでそこは教訓としてまたつなげていきたいですけど、攻撃に関しては、相手の守備が強い、もちろん最後のところで粘って足を出してきますけど、自分たちのもっともっとクオリティを、最後のパスしかり、動き出ししかり、タイミングを合わせるしかり、もっと合わせれば、クロスもそうですけど、まだまだ点は取れるんじゃないななと。そこはいつも選手には言っていますけど、やっぱりこの世界で、より高い場所でやっていくには、最後のボックスのところで防げる、最後のボックスのところで仕留められる、そこが差だと思うのでより練習したいと思います。」

Q「そういう意味では試合前から森下監督が試合前から期待されていた川﨑選手がこれだけマークされている中でも点を取るのは簡単ではないと思います。彼は一皮向けた感がありますが、川﨑選手のパフォーマンスについてはいかがですか。」
森下監督「1点取りましたし、あのシュートなんかは本当にずっと足が振れるようになってきて、彼がトレーニングしている成果だと思います。僕からしたらまだまだ彼のレベルだと、グラウンドがちょっと今日は芝がすごく長くて水もまいていなくて難しい状況だったんですけど、まだまだ相手にひっかかる場面もあるし、もっともっとシビアなところで、味方との関係もありますけど、もっとボールを受けられると思うし、そこはより要求していきたいと思います。」

Q「今の秋田相手に追いつくのは簡単ではなかったと思いますが、森下監督が試合前に話しておられた2点目を取れなかったことを今後追求されるのかなと思いますがいかがでしょうか。」
森下監督「ペナルティエリアの前までは攻撃のスタートはもうスムーズになってきているので、最後の部分でシュートのまだまだ、ハーフタイムに言いましたけど、シュートを打つ時も体の動きもまだまだだし、そこの最後のシュート、パス、連動性を含めて、なかなかこのメンバーで揃ってやれない部分で難しさはありますけど、そこはいる選手で突き詰めて、1日も早くトップに何人も出場できるように毎日トレーニングしたいと思います。」

Q「ハーフタイムコメントで、最後に執念を見せようという言葉がありましたが、最後というのは試合終了までという意味でしょうか。」
森下監督「いや、最後のペナルティエリアに入ったところですね。先ほども言いましたけど、やっぱり、シュートのもう前向きな完全にシーンになっているけど、相手の足に当たったりとか、まだまだそこの冷静さを含めて、必ずコースはあると思うので、相手が足を出してきてももっともっとシビアにというか、繊細に冷静に相手を見て体を動かして、それも執念だと思うので、そこはまた、ボックス付近の練習を増やしてやっていきたいなと思います。」

Q「前節は5-5で、今節は1-1でしたが守備の部分での改善や成長は見られましたか。」
森下監督「単純にメンバーが違うのと、前節はユースの選手も出ていましたし、今日は、松田陸がやっぱり入るとそこはもう全然違うと思うし、そういう観点で言うと（松田）陸が成長しているんじゃないかなと思います。」