森下監督「ゲーム自体はとてもいい試合でした。チャンスで点が獲れなくて、最後ああいう形になりましたけれども、ハンドのように見えましたけれど、最後は審判が判定を下すことで、それでも自分たちがやるべきことを疎かにするからやられるわけで、そうなったときに誰かのせいにするのではなくて、もっと自分たちができることがあったんじゃないか、というように捉え方の間違えを犯さないように次に試合に向かって準備したいと思います。選手たちは試合ごとに成長していると思いますし、次の試合も粘り強く自分たちのスタイルを出し切って、今度は2点、3点獲って勝てるように頑張りたいと思います。」

Q「前節からの成長できた部分というのはどういった部分が改善されましたか。」
森下監督「前節は最初の10分で受け身になって、自分たちからアクションを起こせなくてペースを握れなかったところありましたけれど、全体通しては悪くはなかったです。今日の試合は最初から入りがよくてジェフ（タビナス）とオム（山口）と（當麻）颯と三人が自分たちからアグレッシブにボールを入れていけるようになっているので、この2日間は練習ができなかったですけど、ミーティング含めて彼らがチャレンジしてくれたんじゃないかと思います。特に攻撃に関して、見ていただければわかる通り、たくさんチャンスもありましたし、自分たちがチャレンジしてプレーしたのが見えたので、得点が入る、入らない、点を取られる、取られないはあると思いますが、先日の試合よりチャレンジしているのが見えたので、そこを嬉しく思います。」

Q「今日のグルージャ戦で手を焼いた、難しかった部分はどういったところでしょうか？」
森下監督「難しいところは一切ないです。ただゴールが獲れなかっただけです。」

Q「前半攻めていた場面が印象的だったのですが、改めて前半について振り返っていただけますか？」
森下監督「うちはメンバー、ポジションが違う中で、スタイルというか本来自分たち、ガンバ大阪が目指しているところが少しずつ攻撃に関してはできていると思います。ただ、本来のガンバであればそこで3点、4点取れるところを目指しているわけで、誰が出ようが、高校2年生が来ていますが、まだまだ甘さがあるので、練習して一日でも早く、（唐山）翔自がいなくても（川﨑）修平がいなくても点が獲れるようにしたいなと思います。」

Q「前半はすごくいいムードだったと感じたのですが、どういった攻撃がはまったからああいった展開になったとお考えですか？」
森下監督「ちゃんとポジションをとって、まず後ろの選手たちが自分たちからボールを運び出したというところが相手にとって難しかったところだと思いますし、本当にチャンスがたくさんありました。本当に後は決めるところ、サッカーなのでなかなかそこに魔法はないですけれどやり続けるしかないかなと思います。」

Q「一方で後半はグルージャのメンバーチェンジもあって、かなりグルージャに攻め込まれる部分もありましたが、前半との違いを感じたところはありましたか。」
森下監督「攻め込まれている感覚はあまりないです。後半も最初のチャンスがあったので。やっぱり相手はカウンターを狙っていて、そういう作戦だと思うので、そういうところでも粘り強く最低でも0-0に持っていくこと。ただ、僕らが目指すところは3点、4点獲って勝つことなので後ろ向きにならずに得点を狙いに行きたいなと思います。」