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明治安田生命J3リーグ 第21節
2020.10.11(日) 14:00キックオフ
vs.カターレ富山
パナソニック スタジアム 吹田
試合終了
ガンバ大阪

3

-

2

カターレ富山

21 ' 中村仁郎

38 ' 唐山翔自

82 ' 唐山翔自

47 ' 平松宗

75 ' 平松宗

試合後監督コメント

森下監督「本当に選手たちに力がついて来てるなというのはすごく感じます。昨年の彼らだったら、おそらく勝ちきれてない試合だと思うし、実際、富山さんにはここ2年、1度も勝てていない中で、特に前半の内容からしたら、前半で試合を終わらせなきゃいけないかなと。後半も自分たちで難しくして、ハーフタイムに言った通りになりましたけど、よく粘り強く3点目を取れたなと。でも、その中でも彼らに言ったのは目指している場所からするとまだまだ、状況によったら逃げている選手、自分が主導ではない選手、ちょっとサボっている選手がいるからこそああいう2点目が生まれるわけで、でも今日は最終ラインを含めて、特に最終ラインのジェフ(タビナス ジェファーソン)、オム(山口)、(松田)陸、(奥野)耕平、あと途中から入った(村上)景司、後ろの4人が本当にいいパフォーマンスだったので攻守において。彼らが今日は支えてくれたかなと思います。」

Q「前半から相手の背後とか背中を狙うシーンが多かったと思うのですが、それはスタートから狙いにしていたことの一つだったのでしょうか。」
森下監督「狙いというか、そういうコンセプトというか、僕らはずっとやっていて、前節も負けましたけど相模原相手にでも、ちょっと前の秋田とアウェイでやった頃からですかね、本当にすごく理解度が上がって、プレーの精度が上がって、その中で決めきれないで負けた試合もありますけど、そこらへんがトレーニングを本当に皆が理解してきて、今日はシステムが違いましたけど、4枚であろうが3枚であろうが、相手の出方で自分たちのポジショニングを変えて、プレーができるようになってきたかなと。その中でいつも言っているのは必ず相手のDFラインの背中を取ることはやめちゃダメだというところで。でも、前半でもまだまだミドルパスを含めて、特にミドルパスですね。そこの精度がまだまだ、低いのでそこを通せるように、動き出しはできるようになってきたので、通せるようになればもっと点は取れるかなと思います。」

Q「前半で複数得点をもっと取れそうな展開で、そこで取れていたらまた展開も違ったと思いますが、後半の立ち上がりでミスから失点してしまって、その後も少しバタバタした時間帯がありましたが、どうご覧になっていましたか。」
森下監督「そこら辺がさっき言った、途中、まあ連戦もあって、選手には言わないですけど、僕らはこないだ水曜日終わってからバスで6時間かけて夜中の5時ぐらいに帰ってきて、それで連戦をやっているんですけど、百歩譲ってやったら、それかなと思いますけど、なかなかそれを選手には言えないので。でもちょっと疲れた選手が出てきて、大丈夫かなという感じで、特に前線の選手がサボることが多くなって。後は(中村)仁郎がやっぱり右サイドの守備のところは久しぶりだったので、1点取ってくれたら十分ですけど、そこはまたトレーニングで修正できたらなと思います。」

Q「中村選手のゴールは彼らしい素晴らしい得点でしたが、周り(の選手)との関わりでの攻守というところを考えると少し物足りないところも見えたと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。」
森下監督「でも周りと関わる必要がないぐらいの力を付けさせたいなと思います。彼のところに入ったら、1枚、2枚はがしてゴール近くの選手を生かす。やっぱり仁郎の一番の特徴はドリブルのように見えますけど、一番はキックなので。やっぱり一番はシュートなので。そこのアイツの力を相手の脅威にしたいなと。あんまり練習もできていないので、また後、2ヶ月半やれば、来年なんかは本当に絡んでいけるんじゃないかなと思います。」

Q「普段は3バックでプレーされていることが多いと思いますが、今回システムを少し変えられたのは何か理由があるのでしょうか。」
森下監督「メンバーの構成というか、僕らは一番早くて前の日なので、メンバーが決まるのが。前日にトップチームがやっていて、誰が合流するかというのが定かでないので、特に今日いるメンバーで最適の、相手関係なく、最適のシステムでそれぞれの力を出せるようにという風には思っています。」

Q「中盤の流動性とか、どういうシステムなのか分からないぐらいでしたが、恐らく、局面での判断をベースにされて、どのシステムでもやれるようにされているのかなと思いますが、いかがですか。」
森下監督「そうやって見てもらうと、とても嬉しいですね。恐らく、普段練習を見ていない方だとそういう風に、流動的にというか選手が判断して、もちろん選手の判断もあるんですけど、自分たちの法則というか原則はあるので。それをボールの状況と相手を見て、誰がどこを取るかというのはひたすらそれは去年から練習していて、それを見つけられるようになってきましたね、だいぶん。」

Q「このメンバーだから、今日はこのシステムでやるとなった時に、選手はあまり抵抗感なくやれるようになっているということでしょうか。」
森下監督「だから、一番やっぱり気になるのは守備のところで、やっぱりスタートの立ち位置が変わるのと、やっぱり今日みたいに仁郎が久しぶりに来たりとか、守備のスタートの立ち位置が変わるので、今日なんかだったら相手が3バックで、うちが4バックで間違いなくワイドのところでミスマッチが起きるので、そこをどう相手をコントロールするかというところが、練習も出来ていないので、そこがやっぱり一番難しいところですね。今日なんか3バックが出来て、相手をハメこんだらもっと、もしかしたら行けたかもしれないし。そこは逞しくなって来ました。」