森下監督「本当に素晴らしい試合だったと思います。ほとんど前節出ていた選手がトップチームの方に参加しているので、今日はグループの力を見せようと、ユースの選手が半分以上出て、でも、素晴らしい本当に試合だったと思います。今日1日の試合で本当にグッと成長した選手がもう何人もいると思うので、よりまた、練習の質も上がっていくと思うし、本当に残り10試合ですかね、本当に選手のために、それがまたクラブのためになると思うので、無駄にせず一生懸命やって行きたいなと思います。」

Q「監督がおっしゃった通り、勝ち点1には終わりましたがチームが積み上げてきたものが、今日、ユース組も含めて出してくれた試合だかと思いますが、いかがでしょうか。」
森下監督「改めてうちのアカデミーの選手のポテンシャルの高さ、あとはプロの選手も（黒川）圭介とかオム（山口）もそうですけど、スプリント回数からしたら、（高木）大輔もそうですけど、ものすごい数になっていると思うんですけど、本当にグループの力がついてきたなと思いました。」

Q「メンバー構成も相当難しかったと思いますが、ほとんど連携もなく、ほぼぶっつけ本番に近い形の中で、菅野選手が中盤の底で使われて、彼が（ボールを）散らして、彼本来のポジションではなかったと思いますが、菅野選手がかなり効いていたように思いますが、評価を聞かせてください。」
森下監督「やっぱり、いろいろなシステムをやっても昨日、一時間ぐらいミーティングで落とし込んで、それでグラウンドでは30分ぐらいしか練習していないですけど、やっぱり普段の練習から彼らはすごく意識も高くて、どういうポジションでどういう受け方をしたら、いい状況になるかということを、今まで一番課題であった、ガンバのアカデミーで課題だったオフザボールのところでのすごく、意識と質が上がってきているかなと。それはもう（中村）仁郎もそうですけど、今までずっと左に張りっぱなしという状況でしたけど、今日はもう動いていいという話をしていて、あえてあのインサイドのポジションからスタートさせて、やっぱり彼の能力、今まで以上の、新しい仁郎を見せられたかなというのは感じました。」

Q「メンバー交代もサブに選手が少ない状態でおそらく、スタートから90分全員で行くつもりで入ったと思いますが、最初からしっかりと飛ばして、最後まで走り切ったのは評価できると思いますが、いかがでしょうか。」
森下監督「本当に途中ちょっと、奪ったボールをなかなかちゃんとマイボールにできずに、チャンスになりそうなところで相手ボールにしたりとかで、後半ちょっと苦労したところはありますけど、本当に彼らにいつも言っている勝負の本質的なところ、走る、戦う姿勢、攻守の切り替え、球際、セカンドボール、そういう部分で本当に技術がある彼らが本当にちょっと身についてきたかなというのは。だからこそ相手のゴールに向かう回数も多いですし、本当に最後決めきるところで、本当に彼らは悔しがっていましたけど、たくさん選手がいない中でグループの力が上がってきているなというのは今日1試合ですごく成長したと思います。」

Q「後半、ボールを奪って攻撃にかかる時に試合の疲労度もユースの試合とは違いますが、そういうところでミスが出るというような印象ですか。そこで疲れとか頭の部分で。」
森下監督「やっぱり強度が違うというので途中ちょっと難しい場面はありましたけど、最後は盛り返して、もうそこも彼らの、うちのアカデミーの選手のポテンシャルはすごく高いなと。まだまだ出し切れてやれるなというのが、彼らの可能性はすごくあるので、普段のトレーニングでしっかりとトレーニングしてやると、彼らが一番すごいのは本当にもう、プレーするのを恐れる選手はいないので。そこはもう一つ、ストロングで。プラスそういう部分が身についてくると、本当に相手に脅威になるんじゃないかなと思います。」