森下監督「本当に水曜日のナイターで寒い中、たくさんの方に来ていただいて本当に感謝してます。ゲームに関しては、今選手にも言いましたけど、やっぱり自分の置かれている場所の、自分がサッカー選手というか、これで飯を食っていくんだという覚悟の違いが本当に出たのかなと。形でサッカーをやっても、なかなか勝つということには結びつかないですし、本当に長野さんの選手の姿勢というか、本当に素晴らしかったと思います。本当に若い選手には、このゲームで負けて、ただ悔しいじゃなくて、そういう、この世界で特にガンバ大阪のトップチームで飯を食っていこうと思ったら、本当に今日の長野さん以上の、2倍も3倍にもそういう覚悟を持ってやっていかないと、なかなか本当に来年厳しい話になると思うので、今日の試合で皆に学んで欲しいなと思います。」

Q「前半はボールを回させられている感じで長野の出足も良かったように思いましたが、相手が良かったのか、ガンバ大阪U-23は連携の問題もあるとは思いますが自分たちの良さを出せなかったのか、いかがでしょうか。」
森下監督「相手のもちろん、頑張りはありますけど、自分たちの出来が悪かったですね。なかなか難しかったですね。」

Q「そういう意味では後半途中からボールを運べるボランチの菅野選手を投入して、パスだけではなくボールを前に運ぶ場面も増えて、彼が攻撃を活性化したように思いましたが、菅野選手の投入の狙いを教えてください。」
森下監督「もちろん、そういうことで、なかなかやっぱり（伊勢）航も1ヶ月休んでいて、連戦でなかなかちょっと足が動いていないところがあったので、（菅野）隆星を入れて、隆星と（中村）仁郎が入って流れはよくなりましたけど、（川﨑）修平とか（芝本）蓮の出来がもう全くダメだったので、あの2人があれぐらいの出来だとなかなかチャンスは作れないかなと思います。」

Q「長野は必死というか、試合が終わった後も座り込むような選手もいて相当出し切っている感はありましたが、そういうところを含めて、まだ取り組みなどもトップチームで試合に出るためには足りないものが多いという感じでしょうか。」
森下監督「そうですね、やっぱりトップチームの練習に行っている選手は多いんですけど、やっぱり自分たちの今の状況をちゃんと冷静に分析しないと、今はもう、宮本監督にベンチに入れてもらって、練習に呼んでもらって、試合に途中で出ていますけど、やっぱりそれはけが人がたくさんいたりだとか、そういうところがもう、すごく大きいと思うので、それでもチームとしての順位が2位というところで、それに本人たちも乗っかっているというか、ただ乗っかっているだけで本当に自分たちの現状の力が、今日の力だと思うので。やっぱり日常もっと自分自身、いい意味で追い込んでいかないとキャリアを、時代を築いた選手たちと同じように振る舞っていたら、なかなかこれからのサッカー人生は厳しいんじゃないかなと思います。」