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試合日程・結果

AWAY
明治安田生命J3リーグ 第33節
2020.12.13(日) 13:00キックオフ
vs.鹿児島ユナイテッドFC
白波スタジアム
試合終了
鹿児島ユナイテッドFC

6

-

4

ガンバ大阪

22 ' 薗田卓馬

62 ' 牛之濵拓

78 ' 砂森和也

84 ' 川森有真

89 ' 水本勝成

90+4 ' 酒本憲幸

16 ' 高木大輔

41 ' 坂本一彩

49 ' 坂本一彩

56 ' 荻野元伸

試合後監督コメント

森下監督「今日も遠いところ、ガンバ大阪サポーターの方に、また鹿児島のたくさんの方にスタジアムに来ていただいて本当に感謝しています。ゲームに関してはしっかり分析をしなければいけないというか、まず僕らはユースの選手が6人で、サブのフィールドの選手が2人で、経験が無いサブの2人がいて、それを考えると本当にプレー自体は素晴らしいプレーが多かったんじゃないかなと思います。もう一つは、そこでああいう苦しいというか難しい状況にしたのは自分たちなんですけども、特に今、プロの選手に言いましたけど、今までの自分たちの積み重ねというか、普段からの生き様というか生き方というか、やっぱり人任せに人生を過ごしているとああやって追い込まれた状況の時に本当に本能というか素が出てしまうなと。相手はフレッシュな選手がたくさん出てきて、パワープレーというかセットプレーで押し込んできて、まあなかなか『俺が競ってやる』というか、GK含めて(イ)ユノもそうですけどそこら辺が人任せで、ああいうメンタリティでグラウンドに立っているとやっぱり元気な相手が出てくるとなかなか4-2、4-3になると難しいなと。彼らにとってはそれが一番のこれからのサッカー人生において学べるところかなと。人任せにしないで、もっともっと自分に厳しく、頑張ってはいるのでしんどい時こそ踏ん張れる選手に今日のゲームを通して学んでいって欲しいなと思います。まあでもたくさんの方に来ていただいて、エンターテイメント性でいうととてもみなさんに喜んでもらえたゲームじゃないかなと思います。」

Q「半分以上ユースの選手で、4点目獲るまでは内容も良くて、それぞれに素晴らしいゴールもあり得点も重ねられて、坂本選手もすごく自信を持ってプレーしていたと思いますがその攻撃に対しての評価と、4点目決まってからの5失点と彼らにとってもショッキングだったと思うんですが、その守備をどう見られるのか教えてください。」
森下監督「本当に攻撃に関しては前半も得点以外にもたくさんチャンスもあって、特に(坂本)一彩なんかは飛び級でまた今日からU-18代表にも行きますけど、得点だけじゃなくて、それ以外の起点になるところ、動き出すところ、本当に素晴らしいものがあってユースの選手たちは成長してきているなと。これであと一試合で終わってしまうのが本当に残念というか、その気持ちだけですね。4点目獲った以降は、オム(山口)もそうだし、(高木)大輔もそうだし、ジェフ(タビナス)も(松田)陸も、特にプロの選手がやっぱり休む、楽する、そこはもうずっと言ってることなんですけどなかなかやっぱり身体もきつくなってきてそういう状況になった時にルーズになってるなと。2失点目なんて特にそうで、走られてボールサイドを割られて、間違いなく人任せになっているところがあるので、まあこれが彼らの今現在の力で、ショックというよりショックを受けている場合じゃないと思いますね。ショックを受けている暇があるんだったら自分に矢印を向けて何ができたのか、さっきも言いましたけど、最後のところで『俺があのクロスボールを競ってやる』とか『俺が処理してやる』とかそういう姿勢というのが全くベンチから見ていて見えなかったので、そこが彼らのまだまだの本質かなと思います。」

Q「相手は後半5人代えてきて、経験のある選手も入れてきた中で、仰る通りチーム事情もあってなかなか交代も効かなくて足もちょっと止まったようなところもありましたけど、おそらくそこは監督としては言い訳にして欲しくないところだとは思いますが、そういう中でも彼らが、このユースの選手たちがこういう試合を経験できることで得られるものもあるのかなと思いますが、その辺りはいかがでしょうか?」
森下監督「そうですね、前線の交代がいればまた全然違った展開になったと思いますけど、そこは言ってもしょうがないので。トップチームは水曜日に大一番が待っているので、そこで結果を残して2位に入って天皇杯に出て、ACLに出られるようになれば、今年のガンバ大阪としてのクラブとしては成功でしょうし。でもその陰でこうやって人数は少ないですけども本気の鹿児島さん相手に、なりふり構わず選手を投入してくる相手に対して、やっぱり自分たちが目指しているところからするとまだまだ甘さがあるなと。僕自身も含めて自分自身に矢印を向けて、最後ホームで全員でファイトできるように準備したいと思います。」

Q「ここ数試合複数得点というところが沼津戦はありましたけど、それ以外なかなか点を獲れなかった中で、この4点獲れたことの自信というのはプラスにして最終戦迎えられそうでしょうか?」
森下監督「そうですね、攻撃に関してはもう。まあ守備もほとんどの時間帯で60分~70分まで本当に今シーズン最高じゃないかなというぐらいの出来だったと思います。鹿児島さんは去年までJ2にいたチームなので、そういうチームに対してユースが半分以上いて、2年生もいて、本当に成長はしているんじゃないかなと思います。」