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明治安田生命J3リーグ 第34節
2020.12.20(日) 13:00キックオフ
vs.FC岐阜
パナソニック スタジアム 吹田
試合終了
ガンバ大阪

2

-

1

FC岐阜

9 ' 高木大輔

40 ' 川﨑修平

12 ' 中島賢星

試合後監督コメント

森下監督「本当にもう、今日の総括というより、今日もたくさんの方に本当に来ていただいて、選手は本当に気合入っていました。本当に選手たちの能力の高さ、本気になった時の力というのを見せてもらいましたし、最後、いい形でというか、いい時間を頂けて、一番僕が幸せものだなと自分で実感しています。5年間本当に記者の方にもたくさんサポートしてもらって、特に去年僕が入ってからたくさんいい記事も書いて頂いて、本当にスピーチでも言いましたけど、皆さんのお陰で一番生き返らせてもらったのが僕自身で本当に感謝の気持ちしかないです。本当にたくさんの愛情あるサポーターの人に恵まれて、たくさんの才能ある選手たちに恵まれて、ガンバ大阪という温かいクラブに恵まれて、本当に幸せで楽しい時間でした、ありがとうございます。」

Q「今日の試合は森下ガンバの真骨頂というか攻撃で魅せる部分としっかりと戦う部分のそこの2つを体現できた集大成になるような試合でしたが、いかがでしょうか。」
森下監督「本当に選手にも言いましたけど、やっぱり練習は嘘をつかないなと。自分たちが積み上げて来たものが、昨年以上にこうやってどの相手にもピッチに出せるようになりましたし、そうやって自分たちのスタイルが勝つためにあるんだとここ最近はずっと言っていましたけど、自分たちのスタイルを貫いて勝ちきれるようになってきたし。でもまだまだチャンスはたくさんあって、もっと早く終わらせないといけない試合なんですけど、最後もおっしゃってくれるように粘り強さも出て来て、全く安心して見ていられましたし、一番僕が楽しませてもらいました。」

Q「このピッチサイドでは、悔しい場面であったり、楽しい場面であったり色んな光景を2年間見て来られましたが、今日の試合で、ひとつあげるのは難しいと思いますけれど、森下監督ご自身が教えて来てよかったなというものを感じた場面はありましたか。」
森下監督「やっぱりまずピッチの中というより、1週間以上前からガンバの会社の方たちがU-23が最後ということでたくさん、色んな企画とか色々力を使ってくれて、実際当日になったら、これだけのお客さんに来て頂いてその光景だけでも本当にやってきて良かったなと思いましたし、実際それに応えられるような選手がプレーと結果を出してくれたので、もうこれ以上ないんじゃないかなと、有終の美を飾れたんじゃないかなと思います。」

Q「森下監督はよく、選手たちに感情をコントロールすることをおっしゃっていますが、今日のラストマッチということで森下監督自身も感情を整えるのが難しいような試合というか、色々とこみ上げてくるものもあったと思いますが、いかがでしょうか。」
森下監督「実際に昨日、僕は単身で一人でいるので、家で一人でいる時からちょっと危なかったですけど、今日の試合前もそうですけど、なかなか簡単ではなかったですけど、岐阜さんに対して一番、勝てるメンバーというか一番自分たちのスタイルを出して勝てるメンバーで、勝てるポジションでスタートしてそこはこだわりました。」

Q「最後はチームとして目指して来たものもそうですし、個人に求めて来たものもそれぞれ出し切った90分だったと思いますが、そのあたり森下監督はどのように感じていますか。」
森下監督「チームとしても最初ちょっと怪しかったですけど、時間とともに翔自(唐山)と修平(川﨑)も思い出してきたかのようにスイッチが入って来ましたし、大輔(高木)なんかは本当にサッカーができるようになってきたし、ジェフ(タビナス ジェファーソン)もだいぶプレーできるようになってきたし、蓮(芝本)も蓮なりにとてもファイトしていましたし、でも陸(松田)とかオム(山口)、あとGKの純(一森)、素晴らしかったですね。あと高校生の颯(當麻)と航(伊勢)も去年から在籍していて、本当に練習をしてきたことを彼らが今出せるものを全て出してくれたかなと、個人もチームも出してくれたかなと思います。」

Q「唐山選手と川﨑選手は、2つ前の長野戦で久しぶりにこちらに戻って来て自分らしさを出せなかったという意味では、今日は逆に自分で仕掛けたりトップチームでも今なかなか見せられていないことを示せたと思いますが、その辺りはいかがでしょうか。」
森下監督「やっぱりサッカーの能力もそうですけど、そういう人間的なポテンシャルというかやっぱり彼らは18、19でなかなか簡単じゃないと思うんですよ。その厳しい状況でも自分自身を奮い立たせて、前半途中の修平の仕掛けから後半の翔自のドリブルから、あれがやっぱり僕は本来のガンバのアカデミーの姿じゃないかなと思うので、彼らが本当に自分と戦って、実際にパフォーマンスを出してチームを勝たせて、本当にもっともっと上を目指してやってもらいたいなと思います。」

Q「森下監督が常々おっしゃっていた継続というところが大事なのかなと思いますが、先ほども本気になった時の力という言葉がありましたが、彼らは気持ちの波、プレーの波をいかになくして継続していけるかというところがこのステージで戦う彼らの一番の課題になるところかと思います。継続という意味で彼らに対して改めてメッセージとして送りたいことがあれば教えてください。」
森下監督「最後ロッカーでも言いましたけど、一番根底になくしちゃいけないのは、自分たちが持ってなきゃいけないのは、僕らはただ、好きで始めたサッカーで何不自由なくこれだけのいい環境でサッカーがやれて、やりたくてもやれない人もいるわけだし、走りたくても走れない人もいるわけだし、極端に言えば生きたくても生きられなかった人もいるわけだし。そういうことを考えると自分たちが好きでやっていることでちょっとやそっとで、うまくいかなくても、試合中ちょっとやそっと上手くいかなくても、サッカー人生で上手くいかなくてもちっぽけなことだと思うので、そこの根底さえなくさなければ、自分自身に矢印を向けてファイトできると思うし、僕は一番最後に選手に伝えたかったのは、そういうことで、去年からスタートした時も亮太郎(食野)をはじめ、湧矢(福田)、瑠(髙尾)に対してもそういうことをずっと言っていましたし、それがガンバ大阪U-23魂だと思うので、それを持ち続けていいサッカー人生にして行ってもらいたいと思います。」