片野坂監督「遠い北海道までガンバのファン・サポーターがたくさん、お越しいただき最後まで応援して頂いたんですけど、悔しい敗戦になってしまって申し訳なく思います。札幌さんも連敗していて、我々もそういう状況で、どちらが今日のゲームで勝ちたい意欲を出せるかというところで、札幌さんの方が上回ったゲームになったなと。選手は狙っていたところで最後まで何とか点を取るためにやってくれた部分と足りていない部分とあったと思います。また中2日で、試合が迫っているのでとにかく今日の敗戦を切り替えて次の水曜日の広島戦に向けてしっかり気持ちの整理と、もう一度立ち直らせるように、そして広島戦に向かわせられるように選手と一緒に戦って準備していきたいと思います。」

Q「先ほど狙っていた部分をやってくれた部分と足りなかった部分という言葉がありましたが、具体的に教えていただけますか。」
片野坂監督「守備に関して札幌さんの攻撃の構築というところをとにかく、遮断できるように、まあそこの狙いは選手はやってくれたと思います。もちろん、スペースが空く、カウンターを受けることはもう想定内の中で、やってくれたと思います。そしてヒガシ（東口選手）も最後のところで、特に前半は凌いでよく守ってくれたなと。後半、ただそういう守備の対応のところ、一瞬のところで上回られ失点をしましたし、あとは攻撃でやっぱりゼロで終わったというところは、自分たちのクオリティもそうですけど、じゃあどこを狙おうとか、どういう風に相手を崩すかというところは、私自身のまだまだ足りないところでもあると思いますし、そういうアクションの部分とどこを狙うか、というところが明確になっていたところで、うまく攻撃をすることができなかった、これは足りなかったことだと思います。」

Q「齊藤選手を入れて、少し前目のポジションで起用したと思いますが、その辺りの狙いを教えてください。」
片野坂監督「齊藤の良さはボール奪取能力、そして運動量というところなので攻撃の抜けのアクションであるとか、そういうところをトライしてほしいなというところと、守備のところでも彼の良さが出れば、高い位置で奪えるんじゃないかというところでトライさせました。」