ポヤトス監督 「悲しい結果になったと思っています。 本当に素直にマリノスさんを上回ることが出来ていたと思いますし、マリノスさんよりも良かった試合展開ができたんじゃないかなと素直に思っています。 チャンス数、相手陣地でボールを持つ、ゲームを支配するという点に関しては、確実に上回ることが出来ていたと思いますが、マリノスさんはアンデルソン・ロペス選手が1チャンスをモノにし、自分たちはチャンス数があったにも関わらずゴールを決めきれませんでした。2失点目に関しては、自分たちが同点に追いつこうと前がかりで攻めに行ったので、失点は仕方がないかなと思っています。結果には本当に満足できないですが、チームが見せてくれた姿、戦う姿勢というところに関しては、誇りに思っていますし、そこの点に関しては満足しています。」

Q.「ポヤトス監督がおっしゃるようにここ2試合に比べてやりたいサッカーが出来ていた時間は多かったと思います。ただ、ずっと最近おっしゃってる決定力のところは改善できるのでしょうか。」
ポヤトス監督「その決定力、決めきるという点に関しては、今日、明日とか明後日でも、すぐに改善できる点ではないので、そういった面で難しい点かなと思っていますが、本当に一瞬、一瞬のところで、ベストな判断を選手がしていく、もちろんミスはしたくないという気持ちはあるのは分かっていますが、ベストの判断をしていく。今日は、エゴの点に関しては、改善できていたかなと思いますが、引き続き、横に決めきれる選手がいるのであれば、その選手にパスを出して決めきるとか、というところはチームで突き詰めていかないといけないと思っています。後は監督としての仕事は、引き続き、チャンス数をいかにチームに作らせるようにしていくか、そして相手にチャンス数を与えないようにしていけるかどうかというのが僕の仕事かなと思っています。」

Q「得点は取れませんでしたが、宇佐美選手がほとんどのチャンスを作り出していました。今以上に宇佐美選手に要求することが何かあるのでしょうか。」
ポヤトス監督「本当にチームにとっては欠かせない重要な選手の1人ですし、それは就任当初からずっと、自分は言葉にしています。フィジカル的にもかなり良くなってきています。貴史がベストな状態を作れば、間違いなくJリーグの中でも、ベストな選手だと思うので、引き続き、彼の能力にどんどん期待していきたいと思います。」