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2026.4.15[チーム]

[プレビュー]未来は自分たちの手で変える。ガンバが敵地で勝ち切ってACL2の決勝へ

ホームでの必勝を誓ったはずのACL2準決勝1stレグでバンコク・ユナイテッドに痛恨の敗戦。今大会初の負けを噛み締めたガンバだが、下を向いている選手は誰一人としていない。
「終わってしまったことは変えられないけど、未来を変えることはできる。しっかりとやりたい」と初瀬が語った言葉が、ガンバの立ち位置である。

最小得点差で敗れたものの、180分トータルの戦いでまだ「前半」を終えただけ。アウェイで挑む第2戦でガンバが2点差以上で勝てば、決勝への切符を掴み取ることになる。
「我々クラブにとっても特別な試合。まだまだ自分たちには可能性が残っている」とヴィッシング監督も語ったが、ガンバは総力戦で勝ちに行くだけだ。

最終ラインを支え続けてきた中谷を出場停止で欠くが、キャプテンの不在は逆に「中谷の分も」とチームの団結力を強くした。「勝つしかないし、1点を先に取ればタイになる。先制点を取らせないことと、先制点を取ること。90分トータルで考えたい」と食野が話すように攻め急ぎだけは禁物だ。

ガンバのホームでは完全に守備的な戦いに割り切ってきたバンコク・ユナイテッドの出方は不透明だが、第1戦でもガンバはシュート18本を浴びせながら、ノーゴールに終わっている。「同じような形を相手がやってくるのであれば、ゴール前にどんどん攻めて、その時にしっかりと決めきる。そこが大事」と攻撃を牽引するジェバリは力を込めたが、勝負所での決定力が試合の鍵を握るはずだ。

一方で「相手のキャプテンが僕らのCKのほとんどに触っていた」と安部が語ったように相手のDFリーダー、エベルトンは空中戦への強さを持つだけにクロスの入れ方には工夫が必要だ。
ただ、敵地でガンバが見せるべきは今季、ヴィッシング監督と積み上げてきたスタイルだ。指揮官は言う。「自分たちのアプローチとしては、何か特別なことをするわけではなく、自分たちのサッカーをとにかく出し切る」
キックオフ時にも暑さが予想されるバンコクだが、アグレッシブにボールを奪い、鋭く相手ゴールに迫るスタイルで相手の守りをこじ開けるのみである。

一方のバンコク・ユナイテッドは11日に行われた国内リーグをターンオーバーで戦っており、万全の状態でガンバを迎え撃ってくるはずだ。第1戦で老獪にカウンターを牽引したオマーン代表歴を持つアルガサニやアルツールら外国籍のアタッカーには特に注意が必要だ。
準決勝までの道のりでも毎試合のようにヒーローが現れ、チーム全員の力で勝ち上がってきたガンバ。そんな足取りも今やチームの経験値と自信になっている。
「恐れるものは全くない。僕らは2-0以上で勝つことにフォーカスするだけ」と初瀬は力強く言い切った。

ピッチに立てない選手、そしてガンバを信じるサポーターの思いも背負って頼もしい選手たちが運命の第2戦に挑む。
敵地で勝つ、そしてサポーターとともに歓喜する――。未来を変えるための大一番が、いよいよ始まる。