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2026.8.11[チーム]

[プレビュー]アジア最高峰の舞台に返り咲くために。明神ガンバが最初の大一番に挑む

34,855人の観客が見守ったJ1リーグの開幕戦では劇的なシーソーゲームを制し、4-3で浦和に逆転勝ち。レジェンド監督の公式戦初陣で白星スタートを切り、サポーターの心もガッチリと掴んだガンバだが、中3日で早くもシーズン序盤の大一番がやってきた。
「今シーズンの中でも一番大事になるんじゃないかと思うくらい、僕らは明日の試合に懸けている」。ACLEプレリミナリーステージの江原戦の前日会見で、中谷が語った言葉はガンバに携わる全ての人の思いでもある。
初参戦となったACL2では決勝でアルナスルを下して、クラブの悲願だった10冠目を手にしたガンバだが、アジアのクラブシーンで最高峰の舞台がACLEであることは選手たちも知り尽くしている。
本戦出場をかけた一発勝負のプレリミナリーステージは結果だけが求められる一戦だ。

「今のガンバには勝ち切る力が付いてきているのでそれを継続したいが、失点は減らしたい」と安部は浦和戦の手応えと課題をこう振り返った。
浦和戦ではアタッカー陣4人にゴールが生まれたのは朗報だが、一方で数的不利の相手に対して苦戦を強いられたことも事実である。
「昨シーズンうまくいったところを継承しながら、ミョウさん(明神監督)の色を出しつつ、すごく進歩している最中だと思う」と中谷は手応えも口にしたが、明神ガンバが本来目指すスタイルを攻守両面で発揮することが勝利への道になりそうだ。

中3日のアウェイゲームだけに総力戦で挑むことになるが、過酷な連戦はACL2で選手もスタッフも経験済み。チームベースは健在な上に新たに加わった新戦力とともに勝ち切るのみだ。

初対戦となる江原は2008年に創設された韓国の市民クラブだが、2024シーズンのKリーグで準優勝。初出場となったACLE2025/26ではノックアウトステージに進出した。ラウンド16で町田に惜敗しているが、リーグステージではホームで神戸に4-3で勝利しており、侮れない力を持っている。
キム デウォンやイスラエル国籍のFWアブダラ フレイヘル、ドリブラーのコ ヨンジュンらは要警戒だが、今季のKリーグではリーグ最少タイの失点数を誇っており、ガンバの攻撃力の真価が問われることになる。
ただ「一発勝負では勝負強いイメージを自分に持っている」と話す植中は横浜F・マリノス時代、ACL(現ACLE)の準決勝で蔚山現代相手に2得点を決め、決勝進出に貢献。決勝でも1ゴールを決めるなどアジアの大舞台でも実績を持っているだけに、浦和戦に続いての連発に期待がかかる。

2008年のACLで初のアジア王者に輝いた当時の主力だった明神監督もまた、アジアの戦いの難しさとやり甲斐を知り尽くす男である。「非常に難しい試合になると思うが、まずはしっかり勝って、次のステージに進みたい」(明神監督)。ガンバがアウェイの地で勝ち切って、一枚しかないACLEへの切符を掴み取る。