實好監督「片野阪大分との対戦で選手もみんな知っていますし、大分のサッカー自体もゲームを見る中でコンセプトも一緒のようなチームで、その中のものさしになるゲームでした。」

Q「ものさしというのは、J3のトップを狙ううえで相手とどのくらいやれるのかということでしょうか。」
實好監督「そうですね。そこもありますし、トップに行くために個人として何ができるのか、チームとしても何ができるのか。ボールを動かすところでは十分、自分たちのものさしはけっこう長いなというのはありますし、守備のポジショニングとか隙を見せるところではまだまだ短いなと。点数にそれを表わしたかったんですが、その長さも同じかなという感じに捉えています。」

Q「個人で何ができるかという中で堂安選手は2点を取りましたが、彼の評価は。」
實好監督「堂安は今週トップに絡むかどうかという、彼自身も感じていましたし、長谷川監督も迷っているところもありましたし。そこで選ばれなかった悔しさで、結果を2得点出してくれて。うまく悔しさを得点に結びつけてやってくれて。彼自身は十分いろんな準備もできてますし、これでいいアピールになったんではないでしょうか。」

Q「監督のおっしゃっていた攻撃のいい面というところで、ガンバらしいサッカーができていて、二川選手がいない中でも崩せてきたのは今日の収穫でしょうか。」
實好監督「ここ数試合、動かす時間も多くなったところから、どうゴールに結びつけていくのかというところを課題としてやっていきたいですし、シュートもその中でどうもっていくかというのも大事ですし、その辺も取り組んでいきたい。」

Q「ものさしを大きく差をつけていくためには、チームとしてどのような上積みが必要だと考えていらっしゃいますか。」
實好監督「難しいですね。まぁ、目の前でクオリティの高い選手たちがいますし、そこと自分たちとの差をわかった、わからせた上で日々いっこいっこチャレンジさせて、チャレンジする気持ちにどんどんさせてやっていければ伸びていくんじゃないでしょうか。」