實好監督「入りはとてもよく、試合前の選手たちの集中力もよくて、徐々に相手のDFライン、あとボランチが加わったビルドアップに前半はなかなか後手にまわるシーンが多かった。その辺、選手たちにストレスになっていて、ハーフタイムに選手同士も話をたくさんしたし、どうするかということを話して後半に入りました。そのへんのリセットというか、フレッシュに後半に入ってくれて、その中で呉屋がよくも悪くも前半からミスで目立ったりはしましたが、徐々に呉屋にボールが集まってきて、うまく彼自信も結果を出したいところで結果を出してくれてよかった。最後、平尾らしいプレーも出ましたし、チームが一致団結できた勝利でした。」

Q「初の３連勝で、今日は６試合ぶりの無失点でしたが、チームの好調の理由は。」
實好監督「本当に選手たちが力を毎日のトレーニングの中でつけてきて、いろんな瞬間、瞬間で出ていたものが結果に繋がりというか、選手の成長がそうさせているのかなと思います。」

Q「妹尾選手を投入した時に中盤の小川選手に代えて呉屋選手が右に行って、そこからのアシストでしたが、そこの変更の狙いは。」
實好監督「妹尾自身は左サイドが得意だし、小川はどっちでもできるし、今日は積極的なプレーが後半は目立っていたので、まだまだアグレッシブにいっていましたし、その辺がうまくはまったのかなと思います。小川自身今週すごく調子が良かったのでそれをそのまま出してくれました。」

Q「前後半で、フレッシュに変わったということでしたが、具体的にどのような修正点をハーフタイム、選手たちに伝えましたか。」
實好監督「前線からのいき方、プレッシャーのかけ方のところで、前線の呉屋、岡崎あたりを積極的に前からいっている中で、なかなか後ろがついてこないとかそういう状況があったんですが、その辺のところを、それは後ろがついていないのもあるけど、彼らの追い方も甘いと。追ったところで攻撃に出る。そういうところ、まだまだやらないとダメという事を強調して、その中でどう連動してくか。コーチングも必要だし、中盤、ディフェンスラインの押し上げ、それに対する、相手がロングボールを蹴ってくるのを最終ラインで、というところを話をして、うまくその辺が選手の中で整理できたと思います。」